自身がプロデュースした“最強カワイイミルク”の出来栄えにご満悦の様子

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5月27日、六本木ヒルズ内のヒルズアリーナにて、1日限定のイベント「六本木牧場」が開催され、ゲストに女子レスリングの吉田沙保里選手が登場した。

【写真を見る】クリームたっぷりの“最強カワイイミルク”を「あ〜ん」してもらう吉田沙保里選手

「六本木牧場」は、6月1日が「牛乳の日」、かつ6月が「牛乳月間」であることにちなんで開催されたもの。日本の酪農について広く知ってもらうことを目的に、一般社団法人 中央酪農会議が主催し、今年で4回目を迎えたイベントだ。

吉田選手はこの日のために特注したという、牛柄の衣装で登場し、「小学校では友達が残した分の牛乳までもらって飲んでいました。それぐらい牛乳が大好き」と牛乳好きをアピール。「私は怪我が少ないんですけど、小さい時から牛乳を飲み続けた結果かなと思っています」と、強さの秘訣を明かした。

なお、この日のトークセッションでは酪農家の須藤健太さんもステージに登壇。須藤さんが「牛から搾りたての乳は、正しくは牛乳とは言わないんです」と解説すると、牛乳好きの吉田選手も「それは知らなかったです」と驚きの表情。

須藤さんによると、搾りたての牛の乳は生乳と呼び、検査や殺菌といったさまざまな工程を経て、市販の牛乳が出来上がる。酪農家が搾った生乳を、指定生乳生産者団体が工場に運び、乳業メーカーが販売するという流れだ。

「酪農家だけでは、みなさんにおいしい牛乳を届けることはできません。チームワークで安心、安全な牛乳を届けようと頑張っています」と須藤さん。

須藤さんの話を受け、吉田選手は「私たちは個人競技ではありますが、練習する仲間と声を出し合って、1人ではきついこともチームワークで乗り切っています」とコメントし、共感を示していた。

その後ステージには、吉田選手がプロデュースした“最強カワイイミルク”が登場。牛乳たっぷりのミルクティーにタピオカを入れ、生クリームと食用バラでかわいらしくデコレーションした一杯だ。

ここで司会者の提案により、須藤さんが吉田選手に“最強カワイイミルク”を「あ〜ん」で食べさせてあげることに。吉田選手は「え、食べさせてくれるの?」と最初こそ戸惑っていたものの、ステージにスプーンが用意されると「準備しとんかい!」とツッコミを入れてノリノリ。生クリームの部分をすくって口に運んでもらうと、「おいしい。甘い!色々な食感が味わえます」と大満足の様子だった。

ステージイベント終了後は、抽選で選ばれた30人の来場者に“最強カワイイミルク”がプレゼントされ、吉田選手が1人1人と握手に応じた。また、吉田選手は模型の牛による搾乳体験にもチャレンジし、「初めての体験でしたが、すごく面白かったです。毎日やったら握力がつくかも」とアスリートならではの着眼点で感想を語っていた。【ウォーカープラス編集部】