【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行った。青瓦台(大統領府)が発表した。会談は約20分間行われた。
 文大統領は、昨年ソウルで初めて開催された韓仏外相戦略対話を次回はパリで開くよう提案したマクロン大統領に対し「外相戦略対話と国防相会談を今後も開催し、両国間の戦略的協力関係を発展させていきたい。分野別の閣僚レベルの協力を強化する必要性に共感している」と述べた。
 また、閣僚級対話を通じた協力強化に期待を示しながら「今後も両国関係の発展と共通の関心事について頻繁に、わだかまりなく意見交換できることを願う」と語った。
 北朝鮮核問題に関連しては、フランスの韓国に対する支持に謝意を示すととともに、「北に対する制裁と対話を並行させながら段階的かつ包括的なアプローチで朝鮮半島非核化の目標を早期に達成したい」との方針を説明した。北朝鮮核問題解決に向けては、2015年のイラン核合意で重要な役割を果たした経験に基づくフランスの支援にも期待すると述べた。
 両首脳は7月にドイツで開催される20カ国・地域(G20)首脳会合で個別に会談することにも期待を示した。
 文大統領は、フランスに特使を派遣してほしいとのマクロン大統領の要請に対し「組閣を終えた後、外交部長官を特使として派遣する」と答えた。文大統領に対するフランス訪問の要請についても「早期訪問を進めたい。特使派遣の際に協議できれば」と述べた。
 マクロン大統領は「G20首脳会合で会えることを期待している。トランプ米大統領と北朝鮮に関する対話を行ったが、(北朝鮮の)核ミサイル開発への懸念を共有し、共同の意志を確認した」と語った。
 その上で、「フランスは韓国の立場を引き続き支持する。(フランスは)国連安全保障理事会常任理事国でありイラン核合意で重要な役割を果たしたが、これに関連し、韓国が希望する場合は有用な外交・軍事的情報を共有する」と述べた。
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