宮里藍

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26日に今季限りでの現役引退を発表した女子ゴルフ宮里藍が29日、都内で会見を開き、あらためて引退を報告した。

引退を決めた時期については「昨年の夏頃」と振り返り、「今年いっぱいで現役引退を考えた」とプロ選手の活動にピリオドを打つとした。

今日の会見で明らかにしたのは、「モチベーションの維持が難しくなったのが、一番の決め手です」という、引退理由だった。

「私が求めている姿として、プロである以上、結果を残したい」と宮里。

「今までやれていた練習が出来なかったり、トレーニングで自分の追い込むことが出来なくなった。これは、自分が望んでいる形ではありません」と唇をかんだ。

▼ 宮里藍




モチベーションの低下に気付いたのは「2012年のシーズン後半、5年前です」と打ち明けた。

「世界ランキングで1位になったりして、自分のプロゴルファーとしてピークを迎えている感覚がありました。それなのに、メジャータイトルがとれないというところで、凄く葛藤がありました」

「こんなに一番調子が良くて、自信がある時に、メジャーで勝てない。次はどうしたらいいんだろうと分からなくて…」

「そこで、一度立ち止まってしまったというところが原因だと思っています」

「次にどこにモチベーションをおいて、どういうふうに立て直していったらいいのか、凄く悩んだ。そこが一番難しかった」

宮里は、メンタルの部分悩んだこと、権威あるメジャー大会で勝てなかったことで「自分自身を見失っていた」と説明していた。

今後のことでイメージすることを尋ねると「年内、残りの大会を全力で臨みます。引退してからは、ちょっとゆっくりして自分に何ができるかを改めて考えていきたいです」



会見の最後は、席から立ち上がってコメント。

「自分の引き際に対しての寂しさは一切ありません。本当に感謝の気持ちを持って最後までプレーできることを有難く思っています」

「約15年間プロの選手としてプレーしてきて、本当にたくさんの方に、これだけサポートしてもらったことは嬉しかったです。これは、選手として凄く幸せだったと思っています」と話したところでは感極まって、涙で目を潤ませた。

最後に話したのは、ファンへのメッセージ。「残りあるシーズンも頑張っていきますので、もう少し、よろしくお願いいたします」と語り、頭を下げていた。