インドのニューデリーで、性犯罪に抗議するプラカードを持つ女性活動家(2017年2月21日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドで白昼、女性2人に性的暴力を加える男たちの様子を捉えた動画が明るみに出たことを受け、警察当局は29日、男3人を逮捕したと発表した。現場では女性たちが叫び声を上げて助けを求めているにもかかわらず、傍観するだけで何もしないばかりか犯行に加わった者もいた。

 動画は事件の目撃者らが撮影しソーシャルメディア上に投稿したもので、インドのテレビ局が放映した。事件は先週、北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州ランプル(Rampur)県の辺地の村で起き、動画には傍観者が笑い声を上げる中、男らが女性たちを取り囲み、体を触ったり、小突いたりする様子が写っていた。

 地元警察の幹部はAFPに対し「主犯格の男3人を逮捕し、4人目もまもなく逮捕する見込みだ」と述べた。この幹部によると動画を調査した結果、男4人が主に犯行に加わっていたと断定した。また現場に集まって事件を傍観していた人々も捜査するという。被害女性らの身元、年齢は公表されていない。

 地元ニュース専門局NDTVの取材に対し、顔をスカーフで隠して応じた被害女性の1人によると、女性らは周囲に助けを求めたが「誰も助けに来なかったばかりか、さらに数人の男が加わって嫌がらせをしてきた」という。

 男3人には性的嫌がらせ、およびソーシャルメディアに暴行動画を投稿したことによるインターネット関連法違反の疑いがかけられている。
【翻訳編集】AFPBB News