彼氏がキスしてくれない! キスをしない男性心理を専門家が解説

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付き合っているのに彼氏がキスしてくれないと、自分に魅力がないのかもしれないと不安になりますよね。付き合っているにも関わらず、彼女にキスをしない男性心理とはどのようなものなのでしょうか。心理コーディネーターの織田隼人先生に解説していただきました。

■彼女にキスしたくないと感じた経験

まずは一般男性のみなさんに、彼女にキスをしたくないと思う瞬間はあるのかどうか、アンケート調査してみました。「ある」と回答した人には、どんな瞬間にそう思うのかについて、答えてもらいました。(※)

◇彼女にキスしたくない男性の割合

Q.彼女にキスしたくないと思う瞬間はある?

・ある……45.9%
・ない……54.1%

なんと、彼女にキスしたくないと思ったことがある男性は半数近くいました。彼氏からのキスを望む女性にとっては、ショックな結果ですよね。それでは、なぜそう思ったのか聞いてみましょう。

◇彼女にキスしたくないと思う瞬間

☆口臭が気になるとき

・「寝起きや食べものを食べた後は控えてほしい」(28歳/建設・土木/営業職)

・「タバコばかり吸う人だから嫌です」(22歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)

いくらデート中でも、食事をしたあとのキスは期待しないほうがいいかもしれません。また、タバコを吸うと口臭もきつくなりがちなので、ケアを怠らないように気を付けたいですね。

☆公共の場だから

・「まわりの目もはばからずに一方的に迫ってくる人」(22歳/その他/その他)

・「公衆の場やその場の雰囲気でしたくないときがある」(27歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

人前でも構わずにキスをしたがる人もいますが、それを好まない男性も多いようです。自分一人だけで盛り上がって、彼にキスを迫ったりしないように注意しましょう。

☆唇の状態がよくない

・「口紅やグロスをベタベタに塗っているとき」(25歳/自動車関連/技術職)

・「リップクリームを忘れて、唇がカサカサのとき」(24歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

ベトベトにグロスを塗った唇や、お手入れを怠ったガサガサの唇。これではとてもキスしたいとは思えませんよね。デートのときは、ベタつかないナチュラルなリップのほうがよいかもしれません。

☆疲れている

・「仕事で疲れてのんびりしたいとき。一人になりたいとき」(29歳/その他/事務系専門職)

・「とても疲れていて仕事上の悩みがあるとき」(25歳.情報・IT/技術職)

彼女のせいではありませんが、やはり疲れがたまっているときはキスをする気分になれないようです。無理にキスをせがむよりも、疲れを癒すことのほうが先決ですね。

■彼女にキスをしない男性心理と対処法

一般男性のみなさんに、彼女にキスをしたくない理由について聞いてきましたが、今度は男性心理について織田先生の意見を聞いてみましょう。

◇彼女にキスをしない男性心理

織田:付き合い始めたばかりのとき、なかなかキスしてこない男性もいます。このような男性は「慎重に進めたい」と思っていることが多いです。せっかくすてきな彼女ができたから、嫌われるようなことがあってはいけない、だからしっかりと二人の関係が安定したら次に進もうと考えています。

慎重すぎるので女性は「じれったい」と思うかもしれませんが、大切に思っているからこそ「失敗したくない」という気持ちが強くなってしまうという、男性の深い愛情の裏返しでもあります。

◇だんだんキスしなくなる男性心理

織田:最初はキスしていたのに、だんだんキスの回数が減ってきたという場合は、もともとキスがあまり好きではなかった可能性があります。男性の中には、生理的にキスが苦手という人も意外と多くいるのです。また、交際期間が長くなると、家族のような関係になってキスしなくなるというケースもあります。

さらに、それとは別に口臭が気になる場合も。これは、男性が自分の口臭に気にしてキスできない場合と、女性の口臭が気になってキスしたくない場合(タバコを吸っているなど)があります。普段からしっかり口臭ケアを行うようにしましょう。

◇キスしてくれない理由の確かめ方

織田:まずは自分と彼の口臭を確認しましょう。そこに問題が見つかれば、改善することができます。口臭に問題がなければ、「雰囲気の調整」が必要になるでしょう。家族のような雰囲気になっていたり、彼女を大事にしすぎているなど、すべては雰囲気の問題となります。あなたがそれとは違った雰囲気を作り出して、変えてしまうのが一番です。

◇彼氏にキスしてもらう方法

織田:キスをしたくなるような雰囲気を作ることが大切です。「キスして」と言っても、根本的な原因が解決しなければ、そのキスは愛情表現ではありません。キスは愛情を示すために行うものです。

雰囲気を出すために、まずは彼の好みを再確認しましょう。かわいいい系が好きな彼であればかわいいい系の服装とメイクを、美人系が好きな彼であれば美人系の服装とメイクをしてください。そして、唇をアピールするために口紅やグロスを塗って彼に甘えてみましょう。そのあと、彼の目をずっと見続けて唇をそっと差し出せば、きっとキスしてくれるはずです。彼から誘いを待つのではなく、自分から雰囲気を作ってキスを誘い出してみてくださいね。

■まとめ

彼氏がキスをしてくれない場合、口臭などの明らかな理由がない限りは、自分でキスをしたくなるような雰囲気作りをすることが大切です。恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、その恥ずかしさから初々しさが感じられて、彼も思わずキスしたくなってしまうかもしれませんよ。

(監修:織田隼人、文:ファナティック)

※画像はイメージです

(※)マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年5月11日〜5月15日
調査人数:320人(22歳〜39歳の男性)