“盗作疑惑”「暗殺」最終審理で勝訴…歴史的事実は独占できないという判断(全文)

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映画「暗殺」が、盗作疑惑にかかわる訴訟裁判の最終審理で勝訴判決を受けた。

「暗殺」の制作会社であるケーパーフィルムは、本日(29日) 午後、チェ・ジョンリム作家との盗作訴訟に関連する公式立場を明らかにした。

制作会社によると最高裁判所は、26日に開かれた、「暗殺」に対して原告チェ・ジョンリムが提起した損害賠償請求訴訟の最終審理で、ケーパーフィルムの肩を持った。「原判決および上告理由を全て調べたが、上告理由に関する主張は理由がないということが明白だ」として「最高裁判事の一致した意見で、上告を全て棄却する」と勝訴判決を下した。

これは、2015年8月17日「暗殺」に対する上映禁止仮処分申請の棄却後に続いた1、2審裁判の勝訴判決と同じ結果だ。

「暗殺」側は「裁判所はたった一度も原告チェ・ジョンリムの主張を認めなかった」として「原告の小説『コリアンメモリーズ』と、被告である映画「暗殺」間に、実質的類似性を全く認めることができないため」と話した。

引き続き「歴史的事実は、創作者ならば誰でも使うべきだ。特定の人が独占できないということが、今回の件での裁判所の一貫した判断だ」として「今回の最高裁判所の最終判決を通じて、これからは根拠のない無分別な盗作訴訟で、創作者などが苦しみを受けることがないことを望む」と伝えた。

先立ってチェ・ジョンリム作家は、「暗殺」が自身の小説『コリアンメモリーズ』を盗作したと主張して、損害賠償請求訴訟を提起したことがある。

【公式コメント全文】

2017年5月26日、最高裁判所は、映画「暗殺」に対して原告チェ・ジョンリムが提起した損害賠償請求訴訟の最終審理で「原審判および上告理由を全て調べたが、上告理由に関する主張は理由がないということが明白だ。最高裁判事の一致した意見で、上告を全て棄却する」と、「暗殺」側に勝訴判決を下しました。

これは2015年8月17日に、「暗殺」に対する上映禁止仮処分申請の棄却後に続いた1、2審裁判の勝訴判決と同じ結果で、裁判所はたった一度も原告チェ・ジョンリムの主張を認めませんでした。

このように、裁判所が原告チェ・ジョンリムの主張を認めないのは、原告の小説「コリアンメモリーズ」と、被告である映画「暗殺」間に実質的類似性を全く認めることができないためです。さらに、歴史的事実は創作者ならば誰でも使用できるべきで、特定の人が独占できないということが、今回の件での裁判所の一貫した判断です。

制作会社ケーパーフィルムは、今回の最高裁判所の最終勝訴判決まで、「暗殺」に参加した創作者および制作スタッフの名誉と権利を守るために、22ヶ月にわたり進められた裁判に、最善を尽くして臨んできました。今回の最高裁判所の最終判決を通じて、これからは根拠のない無分別な盗作訴訟で、創作者などが苦しみを受けることがなくなることを願います。