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これ一枚で暮らしていける……はず。

気づけばお財布の中で増殖している「カード」。クレジットカードだけでなく、最近は日本国内でもプリペイド方式のカードやデビットカードが徐々に広まりつつあります。そんな増え続けるカード類を一つにまとめられるカード型デバイス『Fuze Card』のプロジェクトが、クラウドファンディングサイトのIndiegogoに登場しました。

まさに魔法のようなカード!?





一見ただのICが付いたプラスチックカードに見える本製品ですが、カード右下には電子ペーパー製のディスプレイとボタンを搭載。こちらであらかじめ登録しておいたカードを切り替え、店舗での支払いやATMで利用することができるとされています。登録できるカードは最大30枚までで、クレジットカードだけでなくデビットカード、ギフトカードなども登録可能。電子ペーパー面にバーコードを表示することも可能なようですね。



さらに磁気ストライプを利用した読み取りだけでなく、ICチップによる読み取り、NFCを利用した無線支払も利用可能なんだとか。これだけ幅広い支払い方法に対応していれば、本当にこのカード一枚で生活できそうな気がしてきますが、無人のキオスク端末ならともかく、店員さんにこのカードを手渡したら思いっきり怪しまれるんじゃないでしょうか。法的な面も含めて非常に気になるところです。

付属デバイスでカード情報を読み取り、アプリで管理





本製品にはスマホのイヤホンジャックへ挿入するタイプのカードリーダーと、充電器が付属します。このカードリーダーでオリジナルのカードから情報を読み取り、そのカード情報をアプリへ保存。そしてスマホから『Fuze Card』にカード情報を送信する仕組みなんだそう。アプリからのカード情報の消去は簡単に行えるとのことですが、それにしても、カード情報を読み取る仕組みがいわゆる「スキミング」と同じような気がするあたりとか、本当に大丈夫なんですかね?

大事なカードの情報がぎっしりと入ることになる『Fuze Card』。万が一本製品を紛失した場合には、最後に通信した場所がスマホアプリ上に表示されるとのこと。カードには6桁のパスコードの設定が可能で、一応はある程度のセキュリティを高めることができるとされています。

すでに目標金額の10倍以上を調達。みんなの期待は膨らんでいる……?





いろいろツッコミ所があるようにも思える『Fuze Card』のプロジェクトですが、すでに目標金額の10倍以上の資金調達に成功しています。現時点では、89ドル(約1万円)を出資することでICチップ無しのカードを2017年7月にゲットできるとされていて、129ドル(1万4000円)を出資すれば2018年1月にICチップ付きバージョンの『Fuze Card』が入手可能になるそうです。製品は世界中への出荷に対応しているとのことですが、はたして日本でも使えるんでしょうか?

文/塚本直樹

関連サイト



『Fuze Card』プロジェクトページ(英語)

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