27日、米華字メディア・多維新聞は、今年秋に開催予定の第19回中国共産党大会に向けて、新たな党幹部人事の動きが活発化し始めていることを伝えた。写真は天安門広場。

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2017年5月27日、米華字メディア・多維新聞は、今年秋に開催予定の第19回中国共産党大会に向けて、新たな党幹部人事の動きが活発化し始めていることを伝えた。

27日、党中央政治局の一席を占めることが慣例となっている北京市共産党委員会書記のポストに、新たに蔡奇(ツァイ・チー)氏が選ばれた。蔡氏は1月に北京市長に就任したばかりでの栄転となる。これまで福建省、浙江省で20年にわたり習近平(シー・ジンピン)国家主席の部下として働いてきた経歴を持ち、第18回党大会以降に大きく出世した人物で、第19回党大会では一気に中央政治局委員へと「ロケット昇進」することになりそうだ。蔡氏は中国の高級官僚としては珍しくSNSを頻繁に使用することでも知られているという。

記事は「北京市共産党委員会書記の人事決定により、第19回党大会に向けたムードが本格的に高まり始めたという見方が一般的だ。5年前の第18回党大会の時よりも1カ月早い」と伝えている。また、7月末から8月上旬にかけて現役の共産党幹部や元老級のOBが河北省のリゾート地に集い、党の人事や政策など重要事項について非公式で話し合う「北戴河会議」に向けた準備も始まっており、今月25日に河北省共産党委員会の趙克志(ジャオ・カージー)書記が北戴河のある同省秦皇島市を視察したことを報じた。(翻訳・編集/川尻)