蘇帆海洋基金会提供

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(花蓮 29日 中央社)沖縄県与那国島を目指し、手作りの竹のいかだに乗って23日に東部・花蓮を出発した平均年齢68歳の10人を含むチームが28日、6日間の航海を終えて花蓮港に戻った。メンバーは出迎えに来た家族や友人らと抱き合い、挑戦成功の喜びと感動を分かち合った。

チームを率いたのは、台湾海洋大学(基隆市)の元教授、蘇達貞さん。蘇さんは海洋文化や芸術、資源保護を広めることを目的とした蘇帆海洋文化芸術基金会の董事長(会長)を務めており、この3年近くで55〜80歳余り、約100人の参加者にカヌーの訓練を行ってきた。今回参加したのは、訓練を完了した10人と若いメンバー5人の計15人。チームは当時の先住民が与那国島に渡ったルートで航海を実施した。

一行は24日朝、与那国島に到着。同日夜に石垣島にたどり着き、27日午前にヨットで帰途についた。竹製のいかだはヨットで引いてくる予定だったものの、途中でロープが切れ、海に流れてしまったという。

同基金会の王梅公共事務長は、出発前は竹製いかだが大海原の試練を耐えきれるか誰もわからず、前日まで改良を加えていたと明かし、竹製いかだでの航海を台湾で初めて達成できたことに喜びを示した。

(李先鳳/編集:名切千絵)