イタリア中部の地震被災地アマトリーチェを訪問し、アンジェリーノ・アルファノ外相から説明を受けるカナダのジャスティン・トルドー首相(中央、2017年5月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は28日、昨年発生した地震で壊滅的な被害を受けたイタリア中部アマトリーチェ(Amatrice)を訪問し、被災者と交流した他、被害が特に大きく一般の立ち入りが禁止されている「レッドゾーン」も訪れた。

 昨年8月に発生した大地震では300人近くが死亡した。外国人も少なくとも16人が犠牲となり、その中にはカナダ人1人も含まれている。アマトリーチェでは多くの歴史的建造物も損壊した。

 トルドー首相は「アマトリーチェの人々と地震による苦難を分かち合うため、連帯と友好の気持ちを持ってここに来た」と説明。イタリア系カナダ人のコミュニティーとカナダ国民全体がこの震災に「大きな影響を受けた」と語った。

 カナダの2011年の国勢調査によると、同国の人口の5%がイタリア生まれであるか、イタリア出身の祖先を持つという。

 震災を受けてイタリア系カナダ人のコミュニティーは被災者支援を目的とした「イタリア地震支援基金(Italy Earthquake Relief Fund)」を設立。これまでに57万カナダドル(約4700万円)が集まっている。
【翻訳編集】AFPBB News