新世代の筆頭格として全仏でも期待されるアレクサンダー・ズベレフ【写真:Getty Images】

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ズベレフ下剋上か、ナダル威信死守か…「16の注目点」を掲載、錦織は名前出ず

 男子テニスの全仏オープンは現地時間28日に開幕した。ATP公式サイトでは同大会の見所として「16の注目点」を掲載。世界ランキング4位ラファエル・ナダル(スペイン)、同10位で進境著しい20歳アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)などが挙げられている。

 グランドスラム、ATPツアーマスターズ1000では、過去12年間のほとんどのタイトルはノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンディ・マレー(イギリス)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ナダルの「BIG4」によって占められていた。

 しかし、今大会はイタリア国際を制したA.ズベレフが1990年代生まれの選手としてミロシュ・ラオニッチ(スイス)らと新世代の筆頭格として挙げられている。

 記事では、A.ズベレフが最近の躍進で20歳ながらトップ10入り、ファンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)以来の快挙で、また第32シードに入った兄のミーシャ・ズベレフ(ドイツ)とともに大会初のシードされた兄弟となったことを紹介している。

 A.ズベレフら若手の下剋上が期待される中、最大の注目を浴びるのはナダルだ。

ナダルは前人未踏の10度目Vへ、ローラン・ギャロスで通算72勝2敗の圧倒的成績

 記事では、全仏の会場であるローラン・ギャロスでの通算成績は72勝2敗と圧倒的な成績を残しており、なおかつ今季はクレーシーズンに入ってからモンテカルロ、バルセロナ、マドリードの3大会を制覇したこと記述している。

 その上で、6月3日に31歳となる“赤土の王者”が「歴史的な10度目のタイトル獲得を視野に入れている」と、前人未到の記録へ挑戦することに注目した。

 ほかにも、クレーコートでナダルを今季唯一破ったドミニク・ティエム(オーストリア)のほか、マレー、ジョコビッチの世界ランク1、2位の逆襲にも触れられている。

 この中に名前が出てこなかった錦織圭(日清食品)。世界ランク9位に落とし、右手首痛から完全復活が待たれるが、群雄割拠の戦いの中で存在感を発揮できるか。注目の戦いが始まった。