中国人民解放軍戦闘機が香港近隣で米偵察機を妨害したと中国が認めた。写真はJ−10戦闘機。

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2017年5月28日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトによると、中国人民解放軍戦闘機が香港近隣で米偵察機を妨害したことについて、中国が認めた。

米国防総省は26日、米軍の偵察機が中国人民解放軍の戦闘機に飛行妨害を受けたと発表した。P−3偵察機が南シナ海の国際空域を飛行中に、中国のJ−10戦闘機2機が接近してきたという。哨戒機まで180メートルに接近するなど「きわめて危険、かつプロフェッショナルではない」やり方だったと批判している。

中国国防部の呉謙(ウー・ジエン)報道官は28日の記者会見でこの問題を取り上げ、中国戦闘機が米軍偵察機に対する確認活動を実施したと認めた。国際法に依拠した行動であり、「行動はプロフェッショナルかつ安全なものだった」と主張している。

先週には東シナ海で米軍のWC−135大気収集機が飛行中に中国のSu−30戦闘機2機に飛行を妨害される事件があった。中国戦闘機のうち1機は距離45メートルにまで接近し、かすめるように飛行したと米軍は発表し、今回同様「危険、かつプロフェッショナルではない」と批判している。(翻訳・編集/増田聡太郎)