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プロジェクト・ワン 今季F1のV6ターボ搭載

メルセデス-AMGの次期ハイパーカーのパワートレインが、公式写真より明らかになった。コードネーム「プロジェクト・ワン」の名がついたこのモデルは、F1ゆずりのV6ターボ・エンジンと、ツイン・モーターという構成で開発が進んでいる。

・パワートレイン
エンジン:1.6ℓ V6ターボ(今季F1マシン搭載エンジン)
モータージェネレーター:MGU-KおよびMGU-H
トランスミッション:AMTギアボックス

エンジンは、今シーズンのF1マシン、「メルセデスW08 EQ Power+」のユニットを転用。それを公道用にチューニングし、MGU-KおよびMGU-Hモーター・ジェネレーター・ユニットを搭載する。

トランスミッションは、オートメイテッド・マニュアル・ギアボックス(AMT)で、F1マシンと同様にストラクチャの一部として機能する。

パワートレイン構成図はコレ

前輪を駆動するのはモーターだ。動力源となるリチウムイオン・バッテリーは、前方に低く搭載され、前後重量配分と重心の最適化に貢献している。

車両重量は1300kgがターゲットとされており、最高出力も1014psが目標値となっている。

AMGのボス、トビアス・メアースによると「もちろん公道走行用に回転数は調整していますよ。最大で10000rpmまで回りますがね」と自信たっぷり。

以前メアースは、「AMGのF1用エンジンは、非常に耐久性が高いのです。公道を走ることができるマシンに転用することも、それほど難しいことではありません」と語っていた。

EV航続可能距離は、わずか……

EVとしても走行できるが、その航続可能距離はわずか30kmだ。

メルセデスは今年の10月にはプロトタイプを走らせる予定であり、開発チームには、ルイス・ハミルトンも加わる。

開発陣のトップのひとりは「マーケットのなかで、かなりユニークなパワートレインになるでしょうね」と語ってくれた。「ハードコアでありながら、また日常でも使えるところが、このパワートレインならではの特長ですね」

価格は£2.4m(3億4,285万)とされ、今秋のフランクフルト・モーターショーで公開される予定だ。