北朝鮮は29日早朝、「スカッド」と推定される弾道ミサイルを発射した(イメージ)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国政府の消息筋は29日、北朝鮮が同日に東部の元山付近から発射した弾道ミサイルについて、「飛行距離からみれば『スカッドC』と類似している」として、「元山に配備されていないスカッドを元山から発射したことを踏まえると、発射実験というよりは武力誇示の一環と見て、分析している」と明らかにした。

 また、「きょう発射したミサイルは1発以上と推定している」として、「発射は(飛行距離を抑え高度を高める)高角ではなく、正常な角度で行われた」と説明した。
 韓国軍合同参謀本部は北朝鮮が同日午前5時39分ごろ、元山付近から東に向けスカッド系列とみられる弾道ミサイルを発射し、約450キロ飛行したと明らかにした。
 韓国国防部がまとめた2016年版の国防白書によると、北朝鮮のスカッドCは射程500キロ、弾頭重量700キロとなっている。スカッドBは射程300キロ、弾頭重量1000キロ、スカッドERは射程1000キロ、弾頭重量500キロ。
 韓国と米国は北朝鮮が有事の際、米軍が上陸する港の一つである元山でスカッドC系列のミサイルを発射したことから、米原子力空母の展開などに対する武力誇示である可能性が高いとみている。
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