中国メディア・今日頭条は27日、「われわれの恐るべき隣人、日本 どうしてこれほどまでに経済が発展したのか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は27日、「われわれの恐るべき隣人、日本 どうしてこれほどまでに経済が発展したのか」とする記事を掲載した。

 記事によれば、中国の人たちは日本というと真っ先に「製造業が発展していて、家電や自動車の先端製造技術を持っている。もちろん映像作品も素晴らしい」というイメージを抱くとのこと。そこには、中国人の日本製品に対する信頼が表れているというのだ。

 そのうえで記事は、現代の日本がかくも発展した背景について解説。柱にあるのは、日本人が「学ぶ」ということを重んじ、そして学ぶ能力に長けていた点だ。まず古代の日本では盛んに遣唐使が派遣され、唐の先進的な技術を学んだと紹介。そして、学んだことをそのまま日本に持ち帰って導入するのではなく、実際の状況に基づいてアレンジを加える柔軟さを持っていたと説明した。

 続いて、近代において中国をはじめとするアジア諸国が欧米列強の前に打ち負かされる中、日本はこれを免れ自己改革に成功したとしている。そして、西洋化を目指す改革においても日本人は武士道精神や伝統的な和服を残す器用さを見せ、これにより日本の伝統文化は現代にまでその姿を留めていると解説した。

 さらに、日本がこれまで教育を重視し、国民の文化レベルを高めてきた点を挙げた。教育のレベルが均一化することにより収入格差が小さくなり、これが日本国民が自国の発展に貢献するうえでの十分なパワーとなっていると説明。「これらのことはすべて、われわれが学び、反省するに値するのだ」としている。

 記事を読んだ中国のネットユーザーは、自国に存在する問題について議論している。あるユーザーは「教育、そして身内重視な人材登用に問題がある」とし、別のユーザーは「制度に問題がある」と論じた。さらに、「中国はコネ頼み。先進国は努力している。そこが根本的な違い」との意見も。そして、「みんな経済ばかりを重視しすぎてるから、仕方ないよ」と諦め半分なコメントも見られた。

 約40年に渡り経済発展を優先し、急発展を遂げてきた中国。この先も同じ姿勢を貫くのか、はたまた経済発展の裏側で後回しにしてきた「忘れ物」を取りに行くのか。国民はどちらを望んでいるだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)