25日、韓国・ヘラルド経済は、米国・ニューヨークの「セントラルパーク」に似ていることから「ヨントラルパーク」の愛称を持つソウル市内の公園「京義線 森の道」の残念な現状を報じた。資料写真。

写真拡大

2017年5月25日、韓国・ヘラルド経済は、米国・ニューヨークの「セントラルパーク」に似ていることから「ヨントラルパーク」の愛称を持つ、ソウル麻浦(マポ)区延南(ヨンナム)洞の公園「京義(キョンウィ)線 森の道」の残念な現状を報じた。

2015年6月、ソウルと新義州(シンウィジュ)を結ぶ京義線の地下化を受け、地上の線路周辺を活用し整備された「京義線 森の道」。秋には1キロにわたるイチョウ並木が美しく人々の憩いの場として注目を集めていたのだが、現在、ごみによる悪臭問題が深刻になっている。

悪臭の震源地というごみ箱は、道行く人々が捨てたごみであふれている。入り切らなかったのか、ごみ箱の上にも使い捨ての飲料カップなどが大量に捨てられており、ここ最近の暑さから生ごみは腐敗、ひどい悪臭を放っているという。問題はごみ箱周辺にとどまらず、止めてあった自転車の籠や、近くのマンションごみ捨て場へのポイ捨ても後を絶たない。

近隣住民もたまったものではない。あるマンションの警備員は、「観光客が入居者専用のごみ捨て場にごみを捨てるので、鉄製の柵を設けた」と話し、「ヨントラルパーク入り口近くに地下鉄駅の出口ができたことでさらに悪化した。週末にはごみがあふれかえり、もっとひどくなった場合は塀を立てる計画」と明らかにしている。

一方、ソウル市西部公園緑地事業所の関係者は「公園の運営方針では『京義線 森の道』6.3キロ全区間にごみ箱を設置しないことを原則としているが、延南区間はごみが多いため仕方なくごみ箱3個を臨時設置した。ごみ回収車は毎日1度来ており、常駐の管理人10人ほどが公園を管理してごみ箱のごみも片付けている」と釈明している。

同公園にある「公園内の禁止行為に関する案内文」によると、「汚物または廃棄物を指定された場所以外に捨てる行為に対しては3万ウォン(約3000円)の罰金を科す」とのことだが、周辺の住宅街には規制がなく、現状、公園敷地外でのポイ捨ては取り締まりが難しいという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「ごみを持ち帰ることがそんなに大変?」「ごみの分別をしないのも問題」「公園内での飲酒もやめてほしい」「ソウルは韓国で一番汚い街」といった非難の声や、韓国人の市民意識について「市民意識はまだまだだね」「これが韓国人の特徴」「そのくせ中国人を未開だと悪く言う」「日本とは大違い。だから後進国から抜け出せないんだ」と分析するコメントが多数寄せられている。

一方で、「罰金3万ウォンは安過ぎる」「強力な取り締まりが答えだ」「口頭注意が駄目なら、シンガポールのように罰金を取ればいい」と対策を講じるコメントや、「このままでは子どもが何を学んでいくか心配」「幼稚園や小学校で公共マナーを徹底して教えるべき」と子どもへの影響を指摘する声も上がった。(翻訳・編集/松村)