【バスケット】B1・B2入替戦 横浜が広島に快勝 B1残留を決める

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 バスケットボールのB.LEAGUEは28日、2016-17シーズンの最終戦となるB1・B2入替戦が、国立代々木競技場第一体育館で行われた。

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 横浜ビー・コルセアーズ-広島ドラゴンフライズの対戦となった一戦は、終始横浜が優位に試合を進め、74-53で快勝。来季の残留を決めた。

■試合展開は?

 なんとしても残留したい横浜と、昇格したい広島の気持ちがぶつかった一戦だったが、終わってみれば横浜の快勝に終わった。

 試合前の尺野ヘッドコーチ(HC)の指示は「自分たちが挑戦者のつもりで試合をしよう」という言葉だった。

 その言葉の通り、第1クォーター(Q)から自分たちの持ち味を発揮。横浜が優位に進めた。ジェイソン・ウォッシュバーンのインサイドや細谷将司のアウトサイドから着々と加点。19-8と2桁のリードで終える。

 しかし、第2Qは一転して広島のペースとなる。広島はダニエル・ディロンを中心に反撃を開始して少しずつ点差を詰めていき、7点差まで詰める。さらに終了間際山田大治の3Pシュートが決まって、30-26と4点差に詰めて前半を終了。

 第3Qは再び横浜がペースを取り戻し、ウォッシュバーン、竹田謙らが次々と攻撃を畳み掛け、このQだけで25得点。広島の得点を13点に抑えて55-39とリードを16点差に広げた。

 第4Qはウォッシュバーンが中心となってペースを握り、最終スコアは74-53で終了した。

■ベテランが果たした大きな仕事

 残留を決めた横浜にとって大きな存在となったのが、2年ぶりに復帰した竹田だ。竹田は38歳の大ベテラン。14年に一度現役を引退、Wリーグデンソーアイリスのコーチに就任したものの、16年に横浜で現役復帰を果たした。

 第1Qは2桁リードを奪ったものの、第2Qで点差を詰められた。第3Qも少しずつ点差を広げつつあったものの広島の粘りの前になかなか大きく点差が開かなかった。

 ここで良い流れを引き込んだのは竹田のプレーだった。広島の鵤誠司のシュートが決まり36-30になった後、竹田が2本連続でレイアップを決め40-30と点差を再び2桁に広げた。

 最終的には18分48秒出場で、チーム3位の12得点を記録。

 ベテランらしいプレーで、ブランクを感じさせない動きを見せた。

■念願叶わず

 広島にとってはB1最後の椅子をかけて臨んだ試合だったが、あと一歩及ばなかった。

 佐古賢一HCは「我々が劣勢のまま、試合が進んでしまった」と振り返った。また、スタメンについてもベテランが揃った横浜に対して、広島はシーズンを通して23歳の鵤と25歳の田中成也がガードのスタメンだった。

 「若い選手が多い分、中立地での試合で飲み込まれていたような選手が多かった。ゲームを作っていく感覚をつかめなかった」と語った。

 広島は若手が多いチームでポテンシャルも高い。決してB2にとどまるべきチームではない。今回味わった悔しい思いを忘れず、来季こそB1昇格を目指して挑戦してもらいたい。