ハリルホジッチ監督(撮影:日本蹴球合同会社)

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6月7日のホーム・シリア戦、13日にイランで開催されるワールドカップ予選のイラク戦に臨むメンバーが発表されました。これまで常連だった西川周作、森重真人などがリストから外れる一方、宇賀神友弥、三浦弦太、加藤恒平などの新しい顔ぶれが入っています。

今回の発表されたメンバーを見て、僕はヴァイッド・ハリルホジッチ監督が3月のアウェイ・UAE戦とホーム・タイ戦で自信を得たのだろうと思いました。と言うのも、CBやMFに日本代表としての経験の少ない選手を入れるという決断をしているからです。

想定される先発がケガでもすると、ガクンと経験値が落ちる可能性を含んだメンバー選考だと思います。そういうリスクがあったとしても、新しい選手を入れることでチームに刺激を与えておこうと考えたのでしょう。常連のメンバーだけでずっと勝ってきたわけではないので、こういう試合に向けても新戦力を発掘しなければならないという意志も感じます。

それに今回はこれまでに比べて監督も心配事が減っているのではないでしょうか。確かに長谷部誠はケガで参加できませんし、3月に素晴らしい働きをした今野泰幸はまだ復帰のプロセス上です。ですが、本田圭佑がミランのホーム最終戦で素晴らしいFKを決め、香川真司や大迫勇也、さらに久保裕也が好調を維持しているとなると、さほど頭を抱える必要はないかもしれません。

そして僕がずっと招集されないのを疑問視してきた乾貴士がやっと呼ばれたことも好材料だと思っています。たぶん、バルセロナ戦での2ゴールが評価されたのでしょうが、その前から乾はしっかりと活躍しています。もしかすると原口元気の代わりに先発という可能性もあるかもしれません。

ホーム・イラク戦は最後の最後に山口蛍の劇的なゴールで勝利することができました。今回はさらに厳しい戦いになるかもしれません。そんな中で新しいピースがどんな活躍を見せるのか。顔ぶれが変わると不安要素はありますが、それ以上に楽しみです。