中国メディア・今日頭条は26日、サクラや温泉よりも日本をより深く理解できる場所として、日本の街にある市場を紹介する記事を掲載した。紹介しているのは、日本の中では文化的に中国人と親和性が高いと言われる大阪の胃袋を支える、黒門市場だ。(イメージ写真提供:(C)niradj/123RF) 

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 中国メディア・今日頭条は26日、サクラや温泉よりも日本をより深く理解できる場所として、日本の街にある市場を紹介する記事を掲載した。紹介しているのは、日本の中では文化的に中国人と親和性が高いと言われる大阪の胃袋を支える、黒門市場だ。

 記事は「ある地方の市場をぶらつけば、現地の市民の日常生活を最もダイレクトに体験することができる」としたうえで、黒門市場について紹介。長い歴史を持つ同市場は約600メートルの長さに170あまりの店舗が入っており、高品質な肉や卵、青果、海産物などがあらゆる生鮮品が売られているとした。また、各地の調味料や日本の伝統的な食材も手に入るほか、たこ焼きや天ぷら、焼魚といった軽食を提供する店も多く存在すると伝えている。

 さらに黒門市場は「ナニワの食堂」というべき存在であり、大阪人の生活を知るうえで最も良い体験ができる場所であると説明。「特に感動したのは、関西地域最大級の海産物の集散地であるこの市場の環境が非常に素晴らしく、魚介類の生臭さがしないほか、ゴミも散乱していない」とした。

 記事は「この市場では伝統的な服装をした人や、片手にお盆を持って自転車を走らせ注文を届ける人のほか、数平方メートルしかない小さな食堂といったものが見られる。100年の歴史があることを感じ、畏敬の念を抱かずにはいられない。また、店構えなどからは伝統文化に対する日本人の愛好ぶりや大阪人の生活百態を垣間見ることができる」と伝えたうえで、「次に日本に行くときは、ぜひ現地の市場をぶらついてみよう。サクラや温泉よりもディープなものを感じることができるはずだ」と勧めている。

 「民は食をもって天となす」、庶民の最大の関心事は食にあり、という言葉を生み出した中国。やはり食べることに対する興味や愛着は深いのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)niradj/123RF)