14 丸橋祐介 6.5
中坂を抑えながら90分間を通して積極的に攻撃参加。プレースキックも正確で、攻守にわたって神戸を苦しめた。
 
22 マテイ・ヨニッチ 6.5
ウエスクレイにかき回されたが、身体を張った守備で渡邉と小川に仕事をさせず。正確なロングフィードで山村の先制点をアシストした。
 
23 山下 達也 6
ウエスクレイの個人技にも徐々に慣れ、後半はほとんど仕事らしい仕事をさせず。だが、渡邉にうまくかわされた失点シーンは残念。
 
MF
6 ソウザ 6.5
陰のMOM。球際の強さと鋭い読みなどボランチの能力を存分に発揮。21分頃に放った強烈なミドルシュートが決まっていれば……。
 
10 山口 蛍 6.5
相手のパスコースを封じ、危険なスペースを埋め、さらに攻撃をクリエイトする。派手さはないが、チームに安定感をもたらした。
46 清武弘嗣 6(86分 OUT)
前半は右サイドハーフで、柿谷が交代した59分以降は左でプレー。82分頃には得意のドリブルでのカットインから惜しいシュートもあった。
 
8 柿谷曜一朗 6(59分 OUT)
神出鬼没のプレーで神戸守備陣を翻弄。攻撃にアクセントを加えていたが、「淀んで見えた」(尹監督)という理由で水沼と交代。
 
FW
MAN OF THE MATCH
24 山村和也 7
身体を張ったポストプレーと多彩なワンタッチパスなど、前線で相手の脅威に。先制点だけではなく、芸術的クロスで決勝点もアシストした。
 
9 杉本健勇 6.5(66分 OUT)
強靭な身体を使ってボールを収め、高い足下の技術で神戸DFにとって厄介な存在に。足りなかったのはゴールだけか。
 
交代出場
MF
16 水沼宏太 6.5(59分 IN)
柿谷と交代し、右サイドハーフへ。豊富な運動量で何度も相手最終ラインの裏へと走り込み、流れを引き戻した。64分には見事な決勝点を挙げた。
 
FW
19 澤上竜二 6(66分 IN)
激しいプレッシングで前線を活性化。サイドに流れて中央にスペースを作るなど限られた時間の中で印象に残るプレーを見せた。
 
MF
7 関口訓充 - (86分 IN)
清武の足がもつれてきたタイミングで投入。何度か得意のドリブルで仕掛けるも、目に見えた結果は残せなかった。
 
監督
尹晶煥 6.5
4日前のルヴァンカップで主力を温存し、今日の勝利につなげた。2試合トータルで考えても見事なゲームプランだった。
 
取材・文:白井邦彦(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。