28日、中国メディアの新聞晨報が、上海でシェア傘のサービスが始まったものの、1日で大半の傘が消えたと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2017年5月28日、中国メディアの新聞晨報が、上海でシェア傘のサービスが始まったものの、1日で大半の傘が消えたと伝えた。

記事によると、最近上海で「シェア傘」のサービスが始まった。これはスマートフォンのアプリで登録をし、20元(約320円)の保証金を支払うと、1日1元(約16円)で傘を利用できるというサービスで、基本的に利用方法はシェア自転車と同様だ。

このシェア傘は、まず上海市内の張江高科技園付近で始まり、陸家嘴付近にも多くの傘が投入された。しかし、ネットユーザーの報告によると、1日のうちに傘をほとんど見かけなくなったという。記事は、一部は城管(都市管理局員)によって没収されたようだとしている。

しかし、このサービスを始めた事業者によると、今のところ都市管理局員から傘の取り締まりの通知は受けていないという。関連する法律はなく、当局と話し合いを進めている途中で、事業者はとりあえずサービスを開始してみて、実際の状況に応じて調整していくと述べている。また、このシェア傘にはGPSがついていないため、紛失の可能性が高いと記事は指摘した。

これに対し、中国のネットユーザーから「シェアリングというのは民度の高い人が使うべきものだ」との指摘があり、多くのユーザーの支持を得ていた。また、「20元の保証金なら、傘を売っているようなものだから問題ない」という主張や、「20元の保証金を払うんだったら、普通に傘を買うよ」との意見もあった。

寄せられたコメントを見ると、大半のユーザーがシェア傘という事業は成り立たないと考えているようである。(翻訳・編集/山中)