全然うれしくない…!言い換えるべき「彼への褒め言葉」

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カップルは、相手のことを適度に褒めてあげることって重要です。「好き」も嬉しいけれど、たまには具体的に、どこがいいから好きなのかということを、言葉で聞いて実感したくなるもの。「どこが好きなの?」とたまに聞いてしまうのも、こういう理由だと思います。ですが、その褒め方がまた問題でして。

言葉のチョイスが不適切だと「それって、俺のことをディスってるの?」みたいに聞こえてしまうことも。そこで今回は、20代男子30人に「褒められているのか微妙な彼女の褒め言葉」について聞いてみましたよ!

■1.「寂しがりだよねー!」

「彼女によく、『君は寂しがり屋さんだねー』と言われますが、これは、暗に『重い』とディスられてるんじゃないかとちょっと不安になることも」(大学生/22歳)

きっと彼女さんとしては、「たくさん会いたがってくれて嬉しいよ」みたいなことを伝えたいのでしょうけど、「寂しがり」とかだと、どうしても若干ネガティブなニュアンスが混ざってしまうかもしれませんね。ポジティブに「愛情表現が豊かだよね」とか「素直だよね」とか、そういう伝え方がベターかも。

■2.「優しい」

「付き合う前もそうだけど、付き合った後も、『優しい』って微妙な形容詞だよね」(営業/25歳)

たしかに「優しい」って、どこかなんとなく距離がある感じがしますよね。友達の彼氏のしゃ指針を見せてもらったけど特に言うことがないときの常套句だったりもしますし…。「優しいね」も、具体的に「〜してくれてありがとう」とかの方が、変な誤解を生まないかもしれません。

■3.「イケメン」

「彼女がよく「イケメン」と褒めてくれますが、たしかに嬉しいけど、「顔が好き」とか「かっこいい」とかの方が嬉しいなぁと思いつつ……」(大学院生/24歳)

ちょっと贅沢な悩みかもしれませんが(笑)、まあ、たしかに「イケメン」はちょっとギャグっぽく、「イイ男風ですね」みたいな軽い感じがある一言ですよね。「かっこいい」よりもハードルが低い、社交辞令的な感じです。付き合ってるくらいなんだから、こういうボカしたいい方よりも、ズバッと「かっこいい」と伝えてほしいと思ってしまうんでしょう。たしかにカレから「女子力高い」とか「いい女」と言われるよりも、ストレートに「かわいいね」と言われたいかもしれません。

■4.「大人だね」

「『大人だよね』とか『落ち着いてるよね』とか言われると、皮肉っぽく聞こえる。なんか、冷めてるみたいな?」(フリーター/23歳)

これはたしかに、シチュエーションによってはそういう意味を持つ言葉かもしれませんね。「私にむしょうに会いたくなる瞬間とかないわけ? 大人だね……」となれば、完全に皮肉です。「本当ははしゃぎたいけど恥ずかしい」と思っている男性なんかは、こう言われるとさらにクールぶらないといけないような気もしてしまうかも。これは、タイミングを注意したいですね。

■おわりに

見てきておわかりの通り、抽象的で多義的な言葉を褒め言葉に使うのはリスキーです。褒めるときは、とにかく具体的に、「どこがどうだからどうなのか」と伝えてあげる方が、誤解も防ぎつつ、グサッと突き刺さりますから、双方不満ありませんよね。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)