アウトランダーPHEV。(画像:三菱自動車発表資料より)

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 三菱自動車は、事前に締結されていた契約に従い、同社の4WDプラグインハイブリッドSUV「アウトランダーPHEV」635台を、現地輸入販売会社エムエムシーウクライナ社を通じ、ウクライナ警察に納車した。ウクライナの首都キエフで行われた納車式では、同国首相をはじめ多くの政府関係者が臨席したという。

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 アウトランダーPHEVが採用されたのは、主にはその環境性能によるものである。そもそも京都議定書において温室効果ガス対策を巡る排出権購入契約なるものが各国間で定められたわけだが、ウクライナ政府はそれに基づき、グリーン投資スキームという国際取引を活用し、警察車両に同車を導入した。

 なお同車は欧州において、2013年の販売開始以降、2016年末までに累計8万768台を販売し、2016年まで4年連続でプラグインハイブリッド車の販売台数トップとなっている。

 では、アウトランダーPHEVについて見てみよう。同車は、三菱自動車が擁する、ミドルサイズのクロスオーバーSUV、アウトランダーの2代目から派生したモデルである。ちなみに歴史を辿ると、アウトランダーは「エアトレック」の後継にあたる。

 PHEVは2013年に登場したわけだが、世界初の4WDプラグインハイブリッドSUVであった。ちなみにプラグインハイブリッド全体で見てもトヨタのプリウスPHVについで日本で2番目である。

 環境性能が高いだけでなく、車両運動統合制御システムS-AWC(Super All Wheel Control)などの最新技術を搭載し、警察車両に相応しい高い機能をあわせ持っているという。ちなみに価格はというと、日本での販売価格であるからあくまでも参考情報となるが、消費税込定価、478万9,260円である。