@AUTOCAR

写真拡大 (全6枚)

▶ 「上がり目銘柄」はこちらをクリック!

下がり目銘柄

ラ フェラーリ


オープン版は有望株だが、クーペ版はその反対。2013年後半から、上客のみに販売されたラ フェラーリも、蜜月は終わりを迎えた。

「私見ですが、このクルマのピークは、赤い個体が税込み£2,400,000(3億4,197万円)。その他のレアなカラー、例えばイエローやブラック、ホワイト、ブルーあたりなら£2,600,000(3億7,047万円)で売れた2016年夏でしたね」と語るのは、この記事の作成に協力していただいた英国のディーラー「サイモン・フラゴプーロス」だ。

マラネロに保有を求められる18か月の年季が明けて、市場へ出回るクルマが増えています。5月末にヴィラ・エルバで開催されたイベントでは、RMサザビーが赤い個体を£2,360,000(3億3,627万円)で売りましたが、これが今後の相場を示唆するでしょうね」

マクラーレンP1/P1 GTR


2016年前半を境に、顧客はこのクルマに莫大なプレミア価格を支払わなくなった。真新しいP1出合っても、税込み£1,200,000(1億7,099万円)〜£1,400,000(1億9,948万円)がいいところだ。

「MSOなら値も上がりますが、£2,500,000(3億5,622万円)の値を付けていたGTR仕様は、£2,100,000(2億9,922万円)〜£2,300,000(3億2,772万円)あたりまで下げていますね。とはいえ、根強い需要はあるクルマです」

ブガッティ・ヴェイロン


後継モデルであるシロンの登場で、完全に煽りを食ったヴェイロン。過去1年間に15〜20%の値下がりを見せた。

「1万km以下の低走行車が、税込み£850,000(1億2,111万円)〜£1,000,000(1億4,949万円)で見つかります。とはいえ、維持費が桁違いなので、買ったはいいものの、ガレージの花となってしまうことも多いです。ハイエンドなスーパーカーの宿命ですね」

ただし、ヴィテッセやスーパースポーツといった役付き物件はまだまだ強い、とフラゴプーロスは付け加えている。

ポルシェ918スパイダー


2010年に£637,000(9,076万円)で発売され、2015年のピーク時には、新古車状態の個体が£1,100,000(1億5,674万円)で取り引きされたポルシェ918。いまや顧客の見極めは厳しく、需要は低走行車に集中している。

「選り好みできる程度には多い個体が、市場には出回っています。価格は£935,000(1億3,322万円)あたりで安定しています」

ランボルギーニ・アヴェンタドールSV LP750-4


SVの称号を持つV12ランボも、2016年中頃がピークだった。その頃、状態のよいクーペなら£425,000(6,056万円)、ロードスターは£510,000(7,267万円)といったところだった。

「問題は、もっと高性能なライバルが、より安く手に入るようになったことです。フェラーリのF12やスーパーファスト、マクラーレンの650Sや720Sあたりですね。結果として、中古市場の球数が増えて、相場は£340,000(4,845万円)あたりまで落ちました。顧客も、指名買いするひとだけになってしまいましたしね」