24日、韓国・ニュース1などによると、韓国政府が備蓄していたコメ数十億ウォン相当が倉庫からなくなっていたことが判明、警察が捜査に乗り出した。写真はコメ。

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2017年5月24日、韓国・ニュース1などによると、韓国政府が備蓄していたコメ数十億ウォン相当が倉庫からなくなっていたことが判明、警察が捜査に乗り出した。

慶尚北道(キョンサンブクド)醴泉(イェチョン)警察署は同日、民間に委託し醴泉郡内の倉庫8カ所で保管していた政府の備蓄米2200袋余り(1袋800キロ詰め)が消え捜査していることを明らかにした。

警察によると、同郡の職員が今月16日、政府の穀物倉庫の現況を把握する過程で問題が発覚したという。備蓄米1袋の取引価格は100万ウォン(約10万円)で、消えた備蓄米の総額は22億ウォン(約2億2000万円)に上る。

8カ所の倉庫はすべてA氏(46)とその家族が運営していたが、今月18日からA氏とは連絡が取れていない状態。また消えた備蓄米の一部が市中に流通した事実が確認されたことから、警察はA氏の行方を追っている。

韓国では近年、需給の不均衡などによるコメ余りが問題となっており、ニュース1は「余っているからと管理もしないのか」との見出しでこれを報じた。

一方、韓国のネットユーザーからは「2200袋がなくなるまで何してたの?」「前政権が腐ってたからね」といった政府への批判コメントや、「農協と公務員の仕業の確率99%」「自由韓国党(前政権与党)の国会議員が食べたんじゃない?」といった犯人予想など、さまざまな反応が寄せられている。

その他にも、「政府の備蓄米倉庫を全て調査すべき。被害がこれだけとは限らない」「まずは内部の人間を一人残らず調査してほしい。そうすれば答えが出るはずだ」「醴泉警察頑張れ。必ずや検挙して回収して」と求める声や、「国がひどいありさま」「泥棒があちこちに多過ぎる」「みんな食い尽くしてドロンか、どうしてこんなことになっちゃったんだろう」との嘆き節もみられた。(翻訳・編集/松村)