28日、中国版ツイッター・微博で、中国のために良いことをしてくれた日本の首相4人について紹介する投稿があった。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2017年5月28日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、中国のために良いことをしてくれた日本の首相4人について紹介する投稿があった。

投稿者は、「日中の蜜月期は、田中角栄から始まり、三木武夫と福田赳夫の時に発展し、大平正芳の時代に最盛期を迎えた」と紹介。日本の対中援助は1979年から始まったが、これには有償資金協力のほか、資金と技術協力を含むと指摘した。

また、2009年までの援助総額は3兆6412億円に上り、中国はこの援助された資金によって鉄道や発電所などのインフラ整備を進めたと紹介。08年に有償資金協力は終了したものの、無償資金協力と技術協力は続いており、09年の対中ODAは6300万ドル(約70億円)だったと伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーからは「でも政府が全然宣伝しないから誰も知らないよ」とのコメントが寄せられた。確かに日本による援助を知る中国人は多くはない。

また、「日本をボイコットするなら、援助もボイコットしないと」との意見がある一方で、「抗日戦争でのわれわれの損失はどれほどだっただろうか?日本は賠償したのか?」と、日本による援助は当然との主張もあった。

ほかには「80年代でも日本は尖閣諸島を実効支配していたのに、なぜそんなにも友好的だったのだ?」「80年代の蜜月期に、中国は日本の良いところを宣伝し、国民はほとんど反日感情を持っていなかった。今は日中関係が緊張しているが、この30年で日本は何か悪いことをしただろうか?だから国の世論誘導は悪い作用となる」との指摘もあった。(翻訳・編集/山中)