26日、韓国・中央日報によると、中国政府による韓国旅行商品の販売中止措置「限韓令」が7月に解除されそうだという。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は韓国の観光施設。

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2017年5月26日、韓国・中央日報によると、中国政府による韓国旅行商品の販売中止措置「限韓令」が7月に解除されそうだという。

中国の主要旅行会社と接触した韓国旅行業界は、「中国当局の『限韓令』解除の時期は韓中首脳会談の実施が予定されている7月ごろになるだろう」と予想している。

韓国の中国専門旅行会社代表は「中国の主要な旅行会社の担当者に直接会ってみると、『まだ中国政府の(限韓令解除への)言及はなかった』と言っていた。しかし、韓国旅行が再開される時に合わせて、すぐに商品を販売するのための準備はあった」と伝えた。

限韓令が続く中、中国当局は最近、日本旅行商品の販売を自制するよう指示したことが分かったという。韓国の旅行代理店代表は「正確にどの程度減らせという言葉はなかったが、最近、中国当局が自国の旅行代理店にそのような措置を下した」とし、「事実上、海外旅行を政府が統制している中国の事情からすると旅行代理店は、指示に従うしかないだろう」と述べた。

中国当局は韓国市場にもこれと同様の措置を下しており、限韓令に先立ち昨年11月に「韓国旅行商品20%縮小」の指示があった。

日本政府の観光資料によると、今年1〜4月までの訪日旅行者は911万6000万人(推定値)で、このうち、中国人観光客が24%を占めた。同期間に韓国を訪れた中国人旅行者は25%減少している。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「中国は旅行者まで外交カードに使う。やり方が汚い」「なぜ旅行まで禁止にせねばならないのだ」「韓国にも日本にも来てもらわなくて結構」「韓国に来てくれたらこれに越したことはないけど、われわれから頼んでまで来てもらう必要はない」など、中国政府のやり方に批判の声が多く寄せられた。

また、「国が日本旅行禁止令を出す。まさに一党独裁体制だな」「今度は日本がターゲットなんだ」「旅行禁止措置は日本だけにして欲しい」など、日本に関連したコメントもみられた。

さらに、「まあ中国は広いから、中国人は国内旅行でも十分楽しめるか」とする意見もあった。(翻訳・編集/三田)