▽明治安田生命J1リーグ第13節のベガルタ仙台vsアルビレックス新潟が28日に行われ、2-1で仙台が勝利を収めた。

▽ここ3試合勝利から遠ざかっている13位の仙台(勝ち点14)は、横浜F・マリノスと引き分けた前節と同じメンバーで試合に臨む。対する17位の新潟(勝ち点12)は、呂比須ワグナー新監督の下、5試合ぶりに勝利した前節の札幌戦から、こちらもメンバー変更なしで2連勝を目指す。

▽序盤からボールを保持する仙台は4分にビッグチャンスを迎える。右サイドを起点にゴール前まで攻め込むと、最後は梁勇基のボックス左からの折り返しを、ゴール前の石原が合わせるが、うまくミートできずに枠を外してしまう。

▽その後もポゼッションを高める仙台は、相手を押し込む時間帯が続く。守りに関しても隙を見せない仙台は、新潟の攻撃の芽を早めに摘み取り安定した戦いを見せる。一方の新潟は、主導権を握られながらも、球際やゴール前での集中した守備を崩さない。徐々にカウンターなどで攻撃に転じ、得点の匂いを漂わせるが前半は無得点で終えた。

▽後半開始早々の48分に、新潟にとってこの試合最初の決定機が訪れる。自陣中央でボールを奪うと、すぐさまカウンターを発動。ボールを受けたホニがハーフウェイライン付近からドリブルで攻め上がると、そのまま右足でシュート。しかし懸命に戻ったDF平岡にスライディングブロックされてしまう。

▽ヒヤリとした仙台は56分に、左CKから増嶋が打点の高いヘディングでゴールに迫るが、わずかにクロスバーの上へ外れてしまう。前半と同様に、ボールを保持するのは仙台。しかし、虎視眈々とカウンターを狙うアウェイの新潟が先制に成功する。

▽62分、新潟が再び自陣中央でボールを奪うと、すぐにカウンターに転じる。ボックス外左の山崎がゴール前にパスを出すと、相手DFと鈴木が交錯しながらボールはチアゴ・ガリャルドの下へ。チアゴ・ガリャルドはこれを冷静に沈め、新潟に先制点をもたらした。

▽攻め込みながらも失点を喫した仙台は、直後に2選手を投入。その交代で入った西村が70分にボックス内からシュートを狙うが、GK大谷にパンチングで防がれ同点にすることはできない。

▽それでも攻め続ける仙台。83分にようやく攻撃が身を結ぶ。西村と同時投入されたクリスランが、その西村のパスからボックス内に侵入すると、DFに倒されPKを獲得。自らキッカーを務めたクリスランがきっちり決めて、仙台が同点に追いついた。

▽さらに直後の84分、仙台はクリスランのスーパーゴールで逆転に成功する。左サイドの敵陣中央から永戸がアーリークロスを上げる。ボックス内のクリスランが左足の巧みなトラップで納めると、そのまま左足のジャンピングボレーでネットを揺らした。交代で入ったクリスランの2ゴールで、仙台はわずか1分の間に逆転を決めた。

▽立て続けに2得点を許してしまった新潟は、85分に鈴木がGKと一対一の場面を迎えるが、GKシュミット・ダニエルが立ちはだかり仙台ゴールに蓋をされる。試合はこのまま終了。クリスランのPKを含む2得点の活躍でホームの仙台が見事に逆転勝利を収めた。