プラスが実施したアンケート調査(421人を対象にインターネット調査)

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 一般的な「カッター」は切れなくなったら刃を折って使うが、この作業が苦手な人も多い。そこで「折らないカッター」が注目を集めている。

 開封や開梱したり、気になる情報をクリッピングしたりと、暮らしのなかで「カッターナイフ」を用いて切る作業は頻繁に発生する。そしてカッターの切れ味が鈍れば、刃を折る。こちらも日常茶飯事だ。しかし、いざ折るとなるとケガが心配など恐いというイメージも強く、苦手という人は意外と多い。そこで「折らないカッター」が続々と登場している。一般的なカッターに比べ、折らないカッターの刃は、切れ味を持続させたり、耐久性や利便性を高めるためにさまざまな工夫が施されている。
プラスが実施したアンケート調査(421人を対象にインターネット調査)

 例えばプラス(東京都港区)の「オランテ(450円・税別)」のセールスポイントは新開発の「長持ち加工刃」。同商品の刃の素材はステンレス製。よってさびに強い。また0.5ミリの厚刃仕様なため、使用中のしなりも少なく折れにくい。さらに刃の表面には凹凸加工&フッ素コートが施されている。これはテープ類を切った際に刃につくのり対策。したがって、のりのベタつきも軽減され、切れ味も持続する。さらに刃の交換時もぬかりなし。刃に触ることなく取りかえが可能な「あんぜん替刃」を採用している。

使い終わった刃を交換するときも、刃先に一切触れず簡単に交換できる
「あんぜん替刃」を搭載しているプラスの折らないカッター「オランテ」

 見た目はプチのこぎり、それが段ボールの専用カッター「段ボールのこ 物流くん ロング(750円・税別)」だ。長谷川刃物(岐阜県関市)考案の同商品は、狭い刃幅で厚く、かつよくしなる。加えて刃の両側は細かいギザギザ仕様だ。のこぎりを使う要領で刃を前後に動かせば、直線も曲線も難なく切れる。なおギザギザスタイルは、一般的な鋭利な刃と比べ、不注意で刃に触れても、即ケガとはなりにくい利点もあるという。また刃の先端は丸みを持たせている。これは段ボールを切る際に、中身を傷つけないための配慮だそうだ。

 一方、刃のみならずカッターの新しい姿をアピールするのが、指にはめるカッター「ニンブル(850円・税別)」。英国生まれのこちらは、手の指なら親指から小指まで全てにフィットするシリコンゴム素材のベースに、刃先は0.2から0.3ミリ程、手のひらを滑らせても切れない安全構造のセラミック製の刃がついている。使う際は、切りたい部分をそっとなぞるだけ。濡れた手や、年齢を重ねると、素手では切れない商品パッケージや菓子袋に出くわす場面も少なくない。そんな時に、かなり助かる存在となりそうだ。同商品、日本での取り扱いはベアーレ・コンサルティング(東京都港区)。

「ニンブル」は指にはめて、カットしたい箇所をなぞるようにしてカットする。

 作業がはかどる折らないカッター。種類も多彩となってきたことを追い風に、オフィスや自宅で使う人が増えそうだ。

加藤 秀行[著]、阪神 裕平[著]