北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が配信した、弾道ミサイル「北極星2」発射実験の様子を視察する金正恩朝鮮労働党委員長の写真(2017年5月22日配信、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が新型の対空兵器の実験を監督し、同システムの欠陥は「完璧に克服された」と語ったと、国営の朝鮮中央通信(KCNA)が28日伝えた。

 KCNAによると、金委員長は「あらゆる方向から飛んで来る異なる複数の標的を察知して撃ち落とす新型の対空誘導兵器システムの実験を監督した」。KCNAは実験が行われた日と場所は伝えていない。

 北朝鮮政府は昨年4月に初めてこの兵器システムの実験を行い、幾つかの欠陥が見つかっていた。しかし、KCNAによると、金委員長は今回の実験ですべての不具合が「完璧に克服された」ことが確認できたと述べ、「標的を検知して追尾する性能は目覚ましく改善し、撃ち落とす精度も(昨年に比べて)向上した」と語ったという。

 実験結果に満足した様子を見せた金委員長は「絶対的航空優勢と圧倒的な兵器を誇って空を制するという敵の途方もない夢を完全に打ち砕くため(このシステムを)量産して、森をはじめ全土に配備すべきだ」と述べたと、KCNAは伝えた。
【翻訳編集】AFPBB News