様々な土地へ旅をすることがおもしろいのは、その土地その土地で異なる個性が見られるからだ。どこへ行ってもまったく同じような高層ビルが建っているような、紋切り型の都市開発ではちっともおもしろくない。個性ある街づくりには、しっかりとしたコンセプトと、行政によるリードが欠かせない。(イメージ写真提供:123RF)

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 様々な土地へ旅をすることがおもしろいのは、その土地その土地で異なる個性が見られるからだ。どこへ行ってもまったく同じような高層ビルが建っているような、紋切り型の都市開発ではちっともおもしろくない。個性ある街づくりには、しっかりとしたコンセプトと、行政によるリードが欠かせない。

 中国メディア・今日頭条は26日、日本の都市が文化や歴史、自然環境を重視したうえで作られていることを紹介する記事を掲載した。記事は、先日米国のある雑誌が選んだ「世界で住みやすい都市ランキング」にて日本の23都市が入選したと紹介。「日本では、東京・大阪・横浜・神戸などの代表的な大都市だけでなく、多くの中小都市も発展している。むしろ、中小都市は自然環境、気候、文化的な特色において大都市よりも大きな優位性を持っているのである」と説明した。

 そして「日本の街づくりにおいては行政がしっかりとした計画を立てており、みだりに建物を作ったり壊したりすることが制限されている。大都市でも築60年以上さらには明治時代に建てられた建物さえ多く残っているのだ」としたほか、「数や高さではなく質を重んじる建築」、「文化・歴史・自然環境を重んじた街づくり」、「レトロな港町・神戸にような差別化された発展」を日本の都市開発におけるキーポイントとして挙げている。

 記事は最後に「発展した近代的国家として、日本は都市建設において多くの優れた点を持っている。われわれは謙虚に学ぶ必要がある」と結んだ。

 長い歴史と豊かな文化を持つ中国の各地方も、それぞれ個性的な顔を持っている。一方で、そんな個性よりもお金儲けや見栄えを優先した都市開発を行われているケースも少なくない。古き良き街並みに表面だけ似せた新しい街を作るより、古き良き街並みを一部で上手に残して開発するほうが、旅をするものにとっては魅力的なのだが・・・。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)