北朝鮮の朝鮮日本軍性奴隷・強制連行被害者問題対策委員会のスポークスマンは27日、日本政府が慰安婦問題を巡り、国連の拷問禁止委員会に反論文書を提出したことを非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

国連の拷問禁止委員会は12日に公表した韓国政府に対する勧告で、慰安婦問題をめぐる日韓合意を評価しながらも、補償や被害の回復が十分ではない懸念があるとして、国際条約にのっとった改善を合意に反映させるべきだと求めている。

日本政府はこれを受け、委員会が慰安婦を「性奴隷」と位置づけたことについて「事実に反して不適切」としたうえで、日韓合意は当時の潘基文パンギムン国連事務総長らも評価していた――などと抗議する文書を提出していた。

談話はこれに対し、「国際機関の報告書まで非難して自分らの過去の犯罪行為を弁護し、美化するのは破廉恥な歴史わい曲策動であり、被害者たちに対するひどい冒とく」であると非難。

続けて「犯罪に対する評価と規定は犯罪者がするのではない」「犯罪者にはただ正義と法律が下した審判に従って自分を反省し、それに対する責任を負う義務しかない」などと断じた。