中国人は日本人に負けないほど、子どもの教育に熱心だ。中国は人口が多いため、競争は日本以上に激しいと言える。日本と中国の教育の違いとしては、中国のほうがより知識を重視する傾向があるということで、道徳面の教育よりも「知識を詰め込む」ことを重視しがちだという点が挙げられるだろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人は日本人に負けないほど、子どもの教育に熱心だ。中国は人口が多いため、競争は日本以上に激しいと言える。日本と中国の教育の違いとしては、中国のほうがより知識を重視する傾向があるということで、道徳面の教育よりも「知識を詰め込む」ことを重視しがちだという点が挙げられるだろう。

 そのため、中国人からすれば日本人の教育方法は「必ずしも詰め込み教育を良しとしない」傾向にあり、それは驚きに値するようだ。中国メディアの捜狐はこのほど、日本に移住して数年が経過したという中国人女性から見た日本の教育について紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介した華人の母親は2人の子どもを日本で育てているというが、子どもたちが日本社会に馴染むことができるよう、一般の日本人家庭と同じように「母親が家で子どもと共に過ごすこと」を重視し、そのなかで日本の価値観を教えていくように努めたとしている。

 例えば、人を見かけたら自分から挨拶することや、他人から何か親切を受けた場合は言葉や手紙で感謝を表すこと、また他人に迷惑をかけたら謝ることなど、他人との付き合い方を重視し、教えたのだという。

 また、「公共の場所では話し声を小さく抑える」、「他人を騙さない」ことも教育の一環として教えたと伝えたほか、「財布を拾ったら必ず警察に届ける」、「他人に何かもらったり、ご馳走してもらった時は、仮に嬉しくなかったり、美味しくなかったとしても、ちゃんと感謝を述べる」ということも、日本社会のルールの一環として、子どもに教育したと紹介した。

 こうした内容を見ると、日本で生活しているこの中国人女性は、自分の子どもが日本社会に適応し、疎外されないよう日本人の考え方や日本社会のルールをしっかりと教えているということが見て取れる。

 確かに日本で生活するならば、社会のルールを知り、それを守ることが重要になってくるのは間違いないだろう。だが、中国で暮らすとしてもこうした社会のルールを身につけるのは重要なことではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)