27日、中国中央テレビが、日本で高齢者による犯罪が深刻な社会問題になっていると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2017年5月27日、中国中央テレビが、日本で高齢者による犯罪が深刻な社会問題になっていると伝えた。

報道では、日本は世界的にも犯罪率の低い国だが、高齢者による犯罪だけは年々増加していると指摘、深刻な社会問題となっていると伝えた。

2015年犯罪白書によれば、この20年で日本では高齢者の受刑者が増加し続けており、2014年と1995年を比較すると、高齢者による犯罪は4.6倍に増加している。警視庁のデータによると、2015年に逮捕または職務質問をされた人の20%近くが65歳以上の高齢者だったという。

多くの高齢者が犯罪に走る主な理由は貧困にあるという。犯罪白書によれば、約6%の高齢者は貯蓄が100万円以下で、約8%の高齢者が毎月4万円以下の年金で生活している。報道では、高齢者による犯罪は貧困以外にも、孤独感や刑務所へ入るためとの理由で、小さな犯罪をする人もいると指摘している。

これに対し、中国のネットユーザーから「刑務所が老人ホームになっているんだな」「刑務所に入れば食べ物に困らないし、おしゃべりの相手もいるからな」「刑務所での生活が良すぎるからだ。何もしないで食べることができ、しかも寂しくない」などのコメントが寄せられた。

また、「だから長寿には何の意味もない」「悪人が年を取っただけだ」「この先は中国でも増えるよ。一人っ子では親の面倒を見きれないし、社会福祉制度も整っていないのだから」という意見もあり、高齢化が進む中国にとっても他人ごとではないようである。(翻訳・編集/山中)