26日、シンガポール華字紙の聯合早報は、「日本が東南アジアへの影響力を拡大するため、積極的に留学生を受け入れ始めた」と伝えた。写真は日本の外国人。

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2017年5月26日、シンガポール華字紙の聯合早報は、「日本が東南アジアへの影響力を拡大するため、積極的に留学生を受け入れ始めた」と伝えた。環球時報(電子版)が報じた。

日本学生支援機構のデータによると、16年5月までの6年間で、ベトナムから日本の語学学校へ留学した学生は12倍に激増し、約5万4000人に達した。ベトナム人留学生は語学学校の生徒全体の4分の1を占め、中国人留学生(41%)に次ぐ多さとなった。今後数年はこの勢いで増加するとみられる。

日本は東南アジア諸国への影響力拡大に向け、奨学金制度を充実させるなど留学生の受け入れに力を入れている。ベトナムの国営銀行で働く女性の息子2人も日本へ留学するため日本政府からの奨学金を受けることになった。女性は「留学を終えてベトナムに戻った時、より良い仕事に就けると思う。日本企業からベトナムへの投資も増えているから」と期待を寄せる。

安定した経済成長を続ける東南アジア諸国に対し、日本は貿易と投資を拡大している。ベトナムとの貿易額は昨年300億ドル(約3兆3393億円)に達し、10年の倍近くに増えた。ベトナムに進出する日本企業では「日本語のできる人材がほしい」と要望する会社も多い。

立命館アジア太平洋大学に留学中のベトナム人女子学生は「日本企業のサービス水準は高く、入れば見聞を広げられる。日本で得た経験や技術をベトナムに戻って生かしたい」と話している。(翻訳・編集/大宮)