27日、中国のポータルサイト・今日頭条が、多くの日本人が涙を流し、高く評価している中国映画について紹介する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2017年5月27日、中国のポータルサイト・今日頭条が、多くの日本人が涙を流し、高く評価している中国映画について紹介する記事を掲載した。

日本人から高く評価されている中国映画とは、チャン・イーモウ監督の「初恋のきた道」だ。1999年に中国で公開されたこの映画は、2000年に日本でも公開され、非常に高い評価を得たと記事は紹介。今でも毎年日本の各地で放映されるほどの人気だと伝えた。

記事は、日本人は「初恋のきた道」に匹敵する中国映画はないと思っていると指摘。日本人によるこの映画のレビューでも「本当に本当に素晴らしい映画。純粋に良い映画だ」「ストーリーも音楽も良く、映画を見ている中で何回も泣けた」「チャン・ツィイーの純朴さだけでも見る価値がある」など、極めて高い評価を得ていると紹介した。

さらに日本の映画評論家からは「2000年前後に日本では中国映画ブームが起き、『初恋のきた道』はその中でも一番人気だった。でも今の日本では中国映画に関する話題はほとんど耳にしない。以前の中国映画には、中国の広大さ、人の謙虚さ、良心、温かさがあり、儒教思想の人類賛歌があったが、今ではこれらが無くなってしまった。ハリウッドの模倣がそれにとって代わってしまった」との意見があると伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーから「それと『山の郵便配達』も日本人から評価されている作品だ」との指摘や、「日本人による今の中国映画に対する批評は的を射ている」などのコメントが寄せられた。

また、「この映画は確かに素晴らしい。後の作品である『サンザシの樹の下で』よりもずっといい。後者はアイドル映画になってしまった」「この作品のような美しい映画をチャン・イーモウはもう撮れない。実に残念なことだ」などの意見もあり、中国人ネットユーザーも今の中国映画には不満のようである。(翻訳・編集/山中)