マクドナルド楽天ポイントカード(写真:日本マクドナルド社発表資料より)

 日本マクドナルドと楽天は、楽天が運営する共通ポイントサービス「楽天ポイント」において提携すると発表した。6月1日より全国のマクドナルド約2,900店舗で同サービスの利用が可能となる。利用者の利便性向上を図るとともに、楽天会員の利用も促す。

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 「楽天ポイントカード」の利用者は、マクドナルドでの支払いの際に「楽天ポイントカード」の機能が搭載されたカードや、「楽天ポイントカードアプリ」を提示することで、「楽天スーパーポイント」を貯められる。100円(税込)ごとに1ポイントとなり、貯めたポイントはマクドナルドでの支払い時にも利用できる。

 サービス提携記念として、6月1日から30日までの平日に、「楽天スーパーポイント」が通常の5倍貯まる「マクドナルドで平日ポイント5倍キャンペーン」を行う。同時に両社のオリジナルデザイン「マクドナルド楽天ポイントカード」をマクドナルド店頭にて無料で配布する。今夏には日本マクドナルド公式アプリ上に、共通ポイントサービスとの連携機能が搭載され、より利便性を高める。

 ポイント制度は様々な企業が行っており、競争は激化している。マイボイスコムが2016年3月に実施した調査によると、楽天ポイントは「昨年もっとも貯まったポイント」「ポイント総合満足度」「もらって嬉しいポイント」ランキングにおいて1位だったという。2002年11月1日〜2017年2月28日の累積獲得ポイントにおいて、10万ポイント以上貯めている利用者は212万人を突破している。楽天会員数は2016年12月末時点で約1億1500万人という規模を誇る。

 マクドナルドは今年3月から、NTTドコモの提供するポイントサービス「dポイント」の取り扱いも開始している。2017年下半期より、順次クレジットカードによる決済サービスも導入し、電子マネー決済サービスの取り扱いも拡大する予定だ。電子マネーは現時点で「iD」「WAON」「楽天Edy」のみ取り扱っているが、今後は「nanaco」「Suica」など10種類以上に拡大する。

 マクドナルドは昨年の業績回復ステージから、今年はビジネス強化ステージに入ったとしており、顧客のニーズに対応して利便性の強化を課題としている。また2020年の東京オリンピックに向けて、海外からの顧客が利用しやすい決済サービスを整える。