堂安が鮮烈な2ゴールで日本を決勝トーナメント進出に導いた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[U-20ワールドカップ・グループステージ最終戦]日本 2-2 イタリア/5月27日/韓国・天安

 立ち上がり早々に0-2と、2点のビハインドを負った日本を救ったのは、背番号7の躍動だった。

【U-20W杯 PHOTO】日本が堂安の2ゴールで2点差を追いつき決勝Tへ!

 90分を通じ、積極的にボールに絡む姿勢を見せていた堂安律が最初に輝きを放ったのは22分。遠藤渓太からのクロスをジャンプしながら伸ばした左足でタッチし、ゴールに流し込んだ。

 これで1点差とすると、圧巻だったのは50分の同点弾。敵陣ペナルティエリア付近でボールを受け前を向くと、イタリアの守備網を恐れず、そのままドリブル突破。DF3人を引きずりながら、最後は相手の足の間を上手く通してゴールに流し込んだ。

 文字通りイタリアのゴールの鍵――カテナチオをこじ開ける堂安の一発が、日本にとっての決勝トーナメント進出決定弾となった。

 そのゴールについて堂安は「あれが自分の特長。ゴールできてよかったです」と振り返っている。

 また、この同点弾の後にはウルグアイ戦の負傷により離脱が決まった小川のユニホームを、本人の座るスタンドに向けて掲げてみせた。これには、「今まで一緒に戦ってきた仲間なんで、あいつの分まで頑張るという気持ちでピッチに立った。決勝トーナメントに行けてホッとしています」と心境を語った。

 堂安の会心の2ゴールで決勝トーナメント進出を決めた日本。ラウンド16の相手は、今後の他グループの結果により、ベネズエラもしくはイングランドとなる。