トランプ大統領の政権と比較されることもあるジョージ・オーウェルの小説『1984年』。先週、この小説を基にしたブロードウェイミュージカルが公開されたところ、その内容の過激さに数名の観客が倒れてしまうという珍事件が…!

小説の内容は、主人公の男性が抑圧的な政権の下で、不満を抱き反政府団体に興味を持つというもの。ブロードウェイを鑑賞した人物によると、「劇中、急に大音量になることもあり、その緩急にショックを受ける人もいた」とこのこと。そして観客が声を揃えて衝撃的だったというのが「ネズミのシーン」。とある行為に対する罰として、主人公が一番苦手なネズミを頭上に何匹も乗せるという描写があるんだそう。

観客が失神した具体的なシーンは明らかにされていないものの、この事態を受けて出演者のひとりであるオリヴィア・ワイルドがSNSで注意喚起!

「注意:この作品には激しい光、大きな音、喫煙シーン、銃声があります」と書かれたポスターに加え、 「その他に、強烈な世界が基になっている強烈な小説に出てきた、忘れられているかもしれない強烈なものも含まれます」と面白おかしくコメント。さらに倒れた人々を気遣い「失神したみなさんが無事であることを願います」とも。

実際にショーを鑑賞した人たちはオリヴィアの投稿に対し、「最高だった。本当に怖かったけど、キャストは素晴らしかった」などとコメントを寄せている。

ちなみにオリヴィアの同日のツイートは…!

「倒れた4名の観客に愛を送ります。注意:おばあちゃん向けのブロードウェイではありません。みんなが無事でありますように!」

失神してしまうほど過激なブロードウェイって、その触れこみだけで気になる!