規格外のビッグボーイ、チャン・キムが単独首位で全英行きに手をかけた(撮影:米山聡明)

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<〜全英への道〜ミズノオープン 3日目◇27日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,404ヤード・パー72)>
「あいつはヤバい」とツアープレーヤーも一目置くビッグボーイが初タイトルに王手をかけた。「〜全英への道〜ミズノオープン」の3日目を終えて首位に立ったのはトータル11アンダーとしたチャン・キム(米国)。強風と硬くなったグリーンに多くの選手が苦しむ中、1イーグル・4バーディ・1ボギーの“67”を叩きだして2位に3打差をつけてリードした。
で…でかい…!並んでみると一目瞭然!
圧巻は最終18番パー5だ。約240ヤードのセカンドショットを4番アイアンで放って5メートルにつけると、1パットで沈めて接戦を抜け出すイーグルで締めくくった。
188センチ105キロの体から繰り出す飛距離が最大の武器で、昨年も平均飛距離で1位。ヘッドスピードは60m/s近くを計測することもある破格の飛ばし屋は、過去フランスで行われた欧州ツアーでは475ヤードのパー4でワンオンした経験もあるという。
「フェアウェイが硬くて少しダウンヒル。フォローの風だったけどね」と笑ったがその飛距離は別格。「このコースでは飛距離は大きなアドバンテージ。みんなが長いクラブで狙うところをコントロールして狙えるからね」とうなずいた。
韓国で生まれ2歳の時にアメリカに移り住んだ。フィル・ミケルソン(米国)らを輩出したアリゾナ州立大で腕を磨き、カナディアンツアーやアジアンツアーなどでキャリアをスタートさせると、14年に日本の予選会でトップ通過を果たして本格参戦をスタートさせた。日本での転戦生活はホテルのベッドが小さくハミ出してしまうため、椅子を置いて簡易的に広げるなど大きな体には苦労も多いが、「よく眠れているし、普段はゴルフ以外のことを考えてリラックスできている」と馴染んでいる。
キムは今週月曜日に開催された「全米オープン」最終予選を通過して初のメジャー切符を手にしたばかり。「明日全英の出場権を得られたら最高な一週間になる」と笑顔を見せた。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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