27日(土)、気象衛星画像では日本海に渦巻き状の雲が見られます。台風のようにも見えますが、これは上空に寒気を伴う低気圧の雲です。

27日午後3時の気象衛星


渦巻きの正体は

27日(土)、気象衛星画像を見てみますと、日本海に渦巻き状の雲が見られます。反時計回りにグルグル回りながら、ゆっくり東へ進んでいます。(下記リンクの「雲のようす(気象衛星)」で、画像を再生していただくと分かりやすいです。)渦巻きの雲というと、台風を連想する方もいらっしゃるかと思いますが、これは上空に寒気を伴う低気圧の雲です。


動きが遅い

この低気圧は上空の流れから切り離されているため、動きが遅いという特徴があります。このため28日(日)も、日本海から北日本あたりでグルグルと渦巻く雲が見られるでしょう。そしてこの雲の影響で、北海道や東北などでは雨の降る所が多くなりそうです。