激しい戦闘が起き煙が上がるリビアの首都トリポリの中心部(2017年5月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】リビアの首都トリポリ(Tripoli)で26日、国連(UN)が支援する統一政府側の勢力と対立する民兵組織の間で激しい戦闘があり、少なくとも28人が死亡、128人が負傷した。保健省が発表した。

 リビアでは2011年、北大西洋条約機構(NATO)の支援を受けた民衆蜂起により、長く独裁を敷いてきたムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の政権が崩壊した。以降、トリポリでは数十に上る民兵組織が権力争いを繰り広げる混迷が続いている。

 26日の戦闘は住宅地で起きた。AFPのジャーナリストたちは爆発音を聞き、市南部が砲撃された。複数の目撃者によれば、戦闘には戦車も投入されたという。夕方までに戦闘は収まったが、散発的な銃声は続いた。

 保健省の報道官は暫定的な数字として、28人が死亡し、128人が負傷したと発表したが、民間人が含まれているかについては言及しなかった。今のところ、医療関係者からの情報で死傷者の人数は確認できていない。
【翻訳編集】AFPBB News