image: 武者良太


ウチのMavic Pro、ちょっと色あせたような。そんな思いを隠しきれません。

ちょうど先日、海外でお披露目された小型ドローンの「Spark」。今回DJI JAPANでも発表会が行なわれました。まずは簡単なハンズオン動画をご覧ください。



Sparkは質量300gゆえに、航空法規制対象の機体となります。飛行許可申請を行なわなければ人口密集地や他人・住宅の側では飛ばせません。

そこでSparkの小ささを活かして、手持ちのジンバル付きセルフィーデジカメとして使えないかなと思ったのですが、本体だけでシャッターを切るのは無理だそう。スマートフォンアプリを使えばシャッターは切れますが、被写体を追いかけてくれる機能はONにならないようです。

ちょっと残念。Mavic Proをジンバル付き4Kカメラとして運用するシーンが少しずつ増えてきているので、「Spark」も手持ちで使えたらよかったのですが。


新機能「パームコントロール」がスゴイ


ということで、空撮目的の視点に戻しましょう。今日、Sparkの実機を初めて見て、これすごいな〜と驚いたのがこの新機能! 公式のプロモーション動画でも推していたんですが、革新的なんですよ。



ハンドパワーです! いやフォースの力をいうべきでしょうか。これは手のジェスチャーに合わせてSparkを操縦できる「パームコントロール」機能といいます(動画にはありませんが、シャッターを切ったり、手のひらに着陸させることもできる)。

なにが革新的かというと、これのおかげでドローンの離陸から着陸まで送信機もスマホも必要ないんです。手だけで完結。ドローンの未来を感じますね。


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いつでもどこでもハンドジェスチャーでセルフィーできる、カメラマンを必要としないデジカメであると考えたくもなります。


小型ならではのビギナー向け機能も


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優しいあなたの心はそのままで、ユーザーを捉えてはなさない顔認識&「アクティブトラック機能」も素晴らしい。

4パターンの自動操縦から、タップ1つでダイナミックな動きを撮影できる「クイックショット」機能も新しい。ハリウッドのスタッフが協力して実現した機能だそうです。


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また2軸のフィジカルなメカニカルジンバルを搭載し、ソフトウェアのデジタル処理でブレを低減。カメラは25mm/f2.6という広角レンズを搭載しますが「シャローフォーカス」機能によって、デジタル処理で背景をボカすことも可能。

撮影した素材は、コントロールに用いるアプリ「DJI GO 4」でそのまま自動編集。BGMをつけた状態で各SNSにアップロード可能です。FacebookとInstagramで映えそうなコンテンツが量産されまくるわけですね。いいなあ。

また専用のSDKも公開されます。純正のDJI Gogglesだけではなく他社のゴーグルを用いたり、オリジナルの操作アプリも作れるようになるでしょう。いろんなアプリが登場して、いろんなSparkの遊び方ができれば、もっと誰でも楽しめますよね!


他のドローンとサイズ比較


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Sparkのワンサイズ上にあたるMavic Proを持っていったので並べてみましたが、いやこれはちっさい。ペラガードがついていない状態ですが、幅は半分くらいですね。


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Mavic Proは折りたためるとはいっても、基本的に送信機を持っていくことになりますし、交換用のプロペラやペラガードなどもセットにすると、意外にもかさばります。Sparkならば、コンパクトにまとめることができるでしょうね。


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DOBBY、Parrot Minidronesといった、他社製の200g以下ドローンとも比較してみましたが、サイズ感はこういった小型ドローンに近いですね。重ねて記しますが、300gと重いだけあってモーターアームの強度は高いし、モーターは大きいし、プロペラも剛性感のあるもの。操縦したときの安定度と安心感の高さは、ほかの小型ドローンよりもSparkが上でしょう。


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カジュアルユーザーに向けたと思われる5色のカラバリ。うーん、方向性はいいと思うのですが、やはり300gという質量がどう影響するかを考えてしまいますね。しかしSparkを運用するにはドローンを飛ばすにあたって必要な知識を得ないとならないわけで、Sparkが安全な運転の啓蒙活動に直結する可能性も考えられます。


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とか書いてみましたが、ぶっちゃけ欲しいです「Spark」。価格は65,800円から。Mavic ProとParrot Minidronesを下取りに出してもいいかな、と考えているくらい、ココロはグラグラです。

・300gの空飛ぶデジカメ。DJIから新小型ドローン「Spark」が離陸します

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source: DJI

(武者良太)