仏パリのローラン・ギャロスで行われた全仏オープンテニスの組み合わせ抽選会で、ノバク・ジョコビッチがトロフィーにキスするイメージ映像が映し出される様子(2017年5月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】全仏オープンテニス(French Open 2017)は26日、男子シングルスの組み合わせ抽選が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が準決勝で激突する可能性が出てきた。

 新たにアンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏をコーチに迎え、四大大会(グランドスラム)で連覇の可能性が唯一残されている全仏に臨むジョコビッチは、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で通算10度目のタイトル獲得を狙うナダルについて、「ラファは優勝候補のナンバーワンだ」と警戒した。

 1回戦の組み合わせでは、ジョコビッチの相手がクレーコートを得意としているスペインのマルセル・グラノリェルス(Marcel Granollers)に決まったのに対し、ナダルは血気盛んなフランスのブノワ・ペール(Benoit Paire)を迎え撃つことになった。

 世界ランク1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は、ベスト4まで順当に勝ち進めば、2015年大会覇者のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)と対戦することが予想される。

 2016年大会でファイナリストとなったマレーは、初戦の相手が世界85位のアンドレイ・クズネツォフ(Andrey Kuznetsov、ロシア)に決定。さらに3回戦では、強敵のファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)と対戦する可能性がある。

 昨年のリオデジャネイロ五輪決勝でマレーに敗れているデルポトロは、現在けがを抱えており、ローラン・ギャロスでプレーするのは2012年大会以来。マレーも体調不良に見舞われていると報じられており、シード選手が順当に勝ち進んだ場合、準々決勝では第8シードの錦織圭(Kei Nishikori)が待ち受けているとみられる。

 全仏ではこれまで8強止まりとなっている錦織は、1回戦で21歳のタナシ・コキナキス(Thanasi Kokkinakis、オーストラリア)と対戦する。

■準々決勝でナダルはラオニッチ、ジョコビッチはティエムと対戦か?

 このほか予想される準々決勝の組み合わせでは、ワウリンカが2014年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2014)覇者マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)と、ナダルはミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)と対戦する可能性がある。

 ジョコビッチの準々決勝の相手は、オーストリアのドミニク・ティエム(Dominic Thiem)になる可能性が高いとみられる。前週行われたイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)で、ジョコビッチは注目株のティエムと準決勝で対戦し、相手にわずか1ゲームしか与えずに圧勝した。

 すでにモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2017)とバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2017)で、それぞれ通算10度目のタイトルを獲得した30歳のナダルは、ローラン・ギャロスでの黒星は2015年のジョコビッチ戦と、けがによる影響でまさかの敗戦を喫した2009年のロビン・ソデルリング(Robin Soderling、スウェーデン)戦だけとなっており、通算72勝2敗という素晴らしい戦績を残している。

 一方、マレーは今季のクレーコート大会で苦戦が続いており、モンテカルロで3回戦敗退、バルセロナで4強止まり、マドリードで3回戦敗退、そしてイタリアではファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)の前に初戦で姿を消した。

 このほか1回戦では、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)はフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)との対戦が決定。ティエムはバーナード・トミック(Bernard Tomic、オーストラリア)と激突し、「次世代の」スター選手と期待されるニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は、ドイツのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber)と対戦する。
【翻訳編集】AFPBB News