アンディ・ウィアー Photo by Taylor Hill/FilmMagic

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 火星でのサバイバルを描いた大ヒットSF映画「オデッセイ」の原作者アンディ・ウィアーの新作小説が、月面を舞台にしていることが明らかになった。「オデッセイ」の製作を手がけた米20世紀フォックスとニュー・リージェンシーが、すでに映画化準備を進めている。

 ウィアーの長編小説第2作は、月面が舞台の「アルテミス(原題)」。米Nerdistによれば、主人公はアルテミスという名のコロニーでの生活に飽き飽きしている20代の女性ジャスミンで、密輸に手を染めたことがきっかけで大きな陰謀に巻き込まれていくというストーリーのようだ。ちなみに、アルテミスはギリシャ神話における月の女神の名で、アメリカ航空宇宙局(NASA)が月への有人飛行計画の名称にした芸術・光明の神アポロとは双子という設定である。11月14日に北米で刊行される。

 「オデッセイ」の原作小説「火星の人」は、もともとはプログラマーとして生計を立てていたウィアーが個人サイトに無料で連載していた小説。電子書籍として自主出版をするとベストセラーとなり、その後、出版権と映画化権をめぐり争奪戦が起きた経緯がある。2015年にリドリー・スコット監督、マット・デイモン主演で映画化され、全世界興収6億3000万ドルの大ヒットを記録した。