[OH!バンデス‐宮城テレビ]2017年5月16日放送の「解決!リョウ様」のコーナーで「角田市に宇宙人が営む居酒屋があるので、行ってみてください」という依頼が来ました。角田市と言えば、宇宙のまちとして有名な市です。一体どういう事なのでしょうか。


JAXAの角田宇宙センター・研究交流棟(Yauchiさん撮影、Wikimedia Commonsより)

早速リポーターの永峯良さんは角田市へ。「角田市観光物産協会」へ行き「角田で宇宙人がやっている居酒屋ありますか?」と聞くと、物産店の方が「少々おまちください」と何やら取りに行きました。

「宇宙人営業許可書」を掲示

持って来た物は角田市のフリーマガジン「かくだのかお」です。そこにはなんと、居酒屋の店主の首元にはチャックがついています。雑誌に載っている文章を見ると「人間型コスチュームを着た宇宙人」と書いてあります。

これはお店に行くしかないと、その現場「スポーツ酒場 スタスタ」へ急行しました。お店に入ってみると、普通の居酒屋によくいる親方の様な方がいました。

ここで、永峯さんは店主へ「親方は宇宙人ですか?」と質問をすると「はい、そうです」という返事が返ってきます。日本語が上手なのは、テクノロジーが進んでいる星から来たからだとのことでした。

そして、なんとお店には「角田商工会」が発行している「宇宙人営業許可書」が掲示されています。人間界では渡辺直史さんという名前を名乗っており、約5年前に宇宙(ウメ星)から角田に降り立ち、生計を立てるために居酒屋を営業しているのです。

ちなみに、お昼の営業もしており、一番人気のメニューは「オムチーズ白カレーラーメン」850円(税込)とのことです。自家製のタレと毎朝丁寧に取る鶏ガラげん骨スープの1杯です。ラーメンを作っている途中、店主が暑いと言って頭に巻いていたタオルを取ると、額の部分にはチャックのファスナーが付いていました。人間型のコスチュームを着ているので、額にファスナーがあるのです。

「宇宙人営業許可書」まであるなんて凄いですね。質問をどんどん投げかけられると、宇宙からの通信障害が出て言葉に詰まる時もありますが、とても楽しそうな居酒屋でした。夜は、スポーツ観戦をしながらお酒を飲んで、とても盛り上がっているとのことでした。(ライター:佐藤憲子)