F1モナコGP決勝レース前、マンチェスターで起こった自爆テロの犠牲者へ黙祷を予定
F1のオーガナイザーは、28日(現地時間)に開催されるモナコGP決勝レースの前に、英国マンチェスターで起きたテロの犠牲者を追悼して1分間の黙祷を捧げることを予定している。

フォーミュラ・ワン・マネージメントの関係者によると、参戦する全10チームが、マシンに「#Manchester」のハッシュタグを付けて走ることに合意したという。F1チームの多くは英国を拠点としている。

22日の夜、英国中部のマンチェスターで行われた米国の人気歌手アリアナ・グランデのコンサート会場で自爆テロ事件が発生し、子供や若者を含む22人が犠牲になり、50人以上が負傷した。

モナコからリビエラ・コーストを南下した先で現在開催中のカンヌ国際映画祭でも23日、事件を受けて1分間の黙祷が行なわれた。映画祭の主催者は「文化や若者、喜びを享受することへの攻撃」だと非難した。

同映画祭では、ディズニー・ピクサー映画のシリーズ3作目『カーズ/クロスロード』のメディア・イベントに、過去3度のF1世界チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトン選手が出席する予定だったが、犠牲者と被害者に追悼の意を表しキャンセルとなったと、映画の広報担当者が発表した。

昨年7月14日には、フランスのニースで革命記念日を祝う花火の見物客にトラックが突っ込み86人の犠牲者を出したテロ事件が起こっている。

なお、今年からフォーミュラ・ワン・グループのモータースポーツ担当マネージング・ディレクターとしてF1に復帰したロス・ブラウン氏はマンチェスター出身であり、イングランドの名門クラブチーム、マンチェスター・ユナイテッドの熱心なサポーターとしても知られる。

注:この記事は、『Reuters』に掲載されたAlan Baldwin記者の記事を転載したもの。

By Reuters

翻訳:日本映像翻訳アカデミー