今度こそ人気と支持は続くのだろうか… 韓国に空前の“文大統領グッズブーム”到来!

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“ムンテム”という言葉をご存じだろうか。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の名前と「アイテム」を掛け合わせた造語で、韓国で文氏の関連グッズが売れに売れていることからつくられたものだ。その人気ぶりを韓国メディアはこぞって「大統領シンドローム」と報じている。

文氏が表紙を飾った米国「タイム」誌が多くの書店で売り切れとなったり、自叙伝『文在寅の運命』をはじめとした関連書籍が売上トップ10にランクインしたりと、大統領就任直後から関連商品の人気は高かったが、現在もその人気は衰えることなく、商品はどんどん多様化している。

「ムンブレンド」に「ムンジェインメガネ」も

例えば文氏が好んで飲んでいたコーヒーだ。

文氏が通っていたとされるソウルのコーヒー店が「ムンブレンド」という商品を発売。これは文氏が日ごろ飲んでいたブレンド比率通りに調合されたコーヒーで、コーヒーを求める客足は途絶えることがないという。

ネット上にも「行かなきゃ!」「飲んでみたい」「これはぜひ買いたい」といった書き込みが続いている。

さらには文氏がかけているメガネも売れている。

文氏が6年間かけ続けているモデルのメガネは「ムンジェインメガネ」の呼び名で知られており、価格は70万ウォンほど(約7万円)と決して安くはないが、購入者は増え続けているという。

「新韓流スターだ」中国にファンクラブ

その他にも、独島(竹島)主権宣布の日に着用していたネクタイ、就任後に初めて迎えた週末に着ていた登山服、文氏が履いていた革靴など、連日新たな“ムンテム”が登場。

特に革靴は、平凡なものを長く使用していることや、それが聴覚障碍者たちが製造した靴であったことからネット上に感動の声が広がっている。

また、これまでは主に芸能人のファンがつくるものだった2次創作物まで登場しており話題を呼んでいる。

ちなみに、そんな文氏の人気は国内にとどまらず、隣国・中国にも派生している。なんと、中国に文氏のファンクラブが存在し、会員数は5万5000人を突破しているという。近頃、韓国のTHAAD配備と関連して韓国と中国の関係が悪化していることを考えると、この事実には驚かざるを得ない。

なぜ“ムンテム”は売れるのか

それにしても、なぜ、これほどまでにムンテムが支持されるのだろうか。

「ムンブレンド」のコーヒーを買ったある韓国人の声を聞いてみよう。

「ニュースを見ながらなぜか笑うことが多くなりました。(大統領が)こんなにもよくしてくれているのかと思っていたところ“ムンブレンド”が発売されたので、訪れてみました」

また、「空間とメディア研究所」のパク・サンホン所長の言葉も参考になる。

彼はSBSの取材に対し「文在寅大統領のコミュニケーション能力に国民は朴槿恵政府と比較して清涼感を感じたし、これから5年間、国民と絶え間なくコミュニケーションを取る努力をさらに倍にしてほしいという願いが拍手の中に溶けているのでしょう」と語っている。

どうやらムンテム購入の動機は商品そのものにあるのではなく、大統領への信頼と期待が購買意欲につながっているようだ。

朴槿恵前大統領のときも…

ただ、過去に朴槿恵氏が大統領を務めた際も、同じ現象が起こったことは見逃せない。

朴槿恵前大統領が使っていた財布やバッグが売り切れとなる事態はあったことを見ると、話題性に惹かれる韓国人の国民性も一つの要因と言えるかもしれない。

いずれにせよ、まだまだ文大統領の人気が続くことは間違いないだろう。今後はどんなムンテムが登場するか期待したい。

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(文=李 仁守)