24日、新華社は、今年の第1四半期において中国が日本に代わりフィリピン最大の貿易パートナーになったと伝えた。資料写真。

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2017年5月24日、新華社は、今年の第1四半期において中国が日本に代わりフィリピン最大の貿易パートナーになったと伝えた。

昨年6月30日にドゥテルテ大統領が就任して以降、それまで緊張していた中国とフィリピンの関係が好転している。昨年10月にドゥテルテ大統領が中国を訪れて一連の経済貿易協力合意を結ぶと、11月には両国首脳がペルーで会談。さらに今年5月にはドゥテルテ大統領が北京で開かれた「一帯一路」サミットに出席し、習近平(シー・ジンピン)国家主席と再度会談した。

フィリピンにとって主な貿易パートナーは日本、米国、中国、シンガポール、韓国、香港などだが、これまで日本が長きにわたり最大の貿易パートナーの座を守っていた。しかし、フィリピン統計当局のデータによると、2016年におけるフィリピンの対中国貿易額と対日貿易額の差はわずか1200万米ドル(約13億4000万円)にまで迫った。フィリピンと日本の貿易総額は211億8700万ドル(約2兆3640億円)で、日本からの輸入額は95億4000万ドル(約1兆600億円)、日本への輸出は116億4700万ドル(約1兆3000億円)だった。一方、中国との貿易総額は211億7500万ドル(約2兆3620億円)で、中国からの輸入は149億8700ドル(約1兆6700億円)、中国への輸出は61億8800万ドル(約6900億円)となっている。

昨年末時点で日本との差を大きく詰めていた中国が、今年に入って日本を抜き、フィリピン最大の貿易パートナーの座に就いたようだ。なお、フィリピンの主な輸入品は電子製品、化石燃料、潤滑油、運輸設備、工業機械、鉄鋼製品などで、輸出品は電子製品、機械や運輸設備、自動車や船の点火装置、銅製品、ヤシ油などだという。(翻訳・編集/川尻)