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 5月26日、都内某所より配信されたTVアニメ「18if」の製作発表会でオープニング主題歌の担当アーティストが発表された。

 プロデュース・作曲をアイナ・ジ・エンド(BiSH)、KOHH、ちゃんみなといった注目の新進アーティストや、小室哲哉、中田ヤスタカ、HISASHI(GLAY)ら先達とのコラボレーションを実現し、Spotifyの『海外で最も再生された日本人アーティスト』にもONE OK ROCKやRADWIMPS、BABYMETALに続き第5位としてランクインを果たし話題を提供している音楽プロデューサー、TeddyLoidが担当。作詞をももいろクローバーZ、今井美樹、中川翔子、坂本真綾や、花澤香菜とジャンルを問わず幅広くアーティストの作品を手がける岩里祐穂が担当。

 そして、歌唱を担当するのは、あの「もののけ姫」の主題歌で知られる米良美一。米良美一のアニメ主題歌歌唱は十数年ぶりとなる。

 TVアニメ「18if」は、200万ダウンロードをされた人気ゲーム「【18】 キミト ツナガル アプリ」のアニメ化作品。原作は「Child of Eden」「Rez」などで知られるゲームクリエーター水口哲也氏による監修の下、株式会社モブキャストと株式会社Monstarsが共同開発を行い、音楽にまでこだわって創りあげたアプリゲーム。そして原作の音楽へのこだわりを踏襲したこのTVアニメは7月7日(金)22:00よりTOKYO MXで、7月10日(月)24:00よりBSフジで、7月8日(土)21:00よりAT-Xで放送開始となる。TVアニメ「18if」の総監修を務めるのは、宇多田ヒカル『Passion』ミュージックビデオのアニメーションパートや、映画「SHORT PEACE」のオープニングなどの監督で世界的に評価をされている森本晃司。

 製作発表会では動画コメントが届き、米良美一は「最先端の音楽を自分なりに歌わせて頂きました。アニメの世界観を壊さず、寄り添うように歌がのれば良いなと思っています」とコメント。森本晃司は「Teddyさんと米良さんとで不思議な音楽を作り上げて頂いたのと同様に、映像の方も色々な監督が関わって不思議な感じを創りあげているので、是非期待して下さい」とコメント。TeddyLoidは「夢と現実を行き来する赤い扉、“Red Doors”を通じて進行する物語を意識して、僕自身もその新たな扉を開けるようなイメージで曲作りしました」とコメント。作詞の岩里祐穂からもコメントが到着し、リリィ役の名塚佳織が「無意識と意識のはざ間にある、さまざまな感情や無感情の、脈絡のないコラージュを目指しました。物語が投げかける問いやメッセージの、ひとつの色として、このオープニング曲を体感してもらえたら嬉しいです」と読み上げた。

 更に製作発表会では、エンディング主題歌の企画も発表となった。エンディング主題歌は放送各話毎に変更となり、全13曲の新曲が制作される。今後解禁となる各曲の担当アーティストにも注目して欲しい。

 今後オープニング主題歌のタイトルや楽曲、エンディング主題歌に関する詳細は、到着次第アニメオフィシャルのTwitterアカウント(@18if_anime)や、オフィシャルサイトのMUSICページ(http://18if.jp/music)に掲載されるのでチェックしてほしい。

米良美一コメント
 アニメーションの主題歌を歌わせて頂くのは、本当に久しぶりなので、とても気合いが入っています。最先端の音楽を自分なりに歌わせて頂きました。アニメの世界観を壊さず寄り添うように歌がのれば良いなと思っています。
 レコーディングではTeddyLoidさん、森本さんにお付き合いいただき、作品への熱い想いを感じとりながら、素直な気持ちでのぞみ、ファルセット(裏声)と地声を使って、二つの世界の危うい所を行き来するかの様に歌いました。これをTeddyLoidさんが現代の音楽の技術を使ってエディットして下さるとの事で、私自身の未知の扉を開く事になるのでわくわくドキドキしています。